書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

Apple梅田が、ビジネスユーザー向けに特別内覧会。播州織の玉木新雌を紹介

Apple梅田オープン前に、ビジネスユーザーを集めて、兵庫県の西脇市で播州織のメーカー tamaki niimeを営む、玉木新雌さんが『スポットライト:玉木新雌に学ぶ、伝統産業に変革をもたらすテクノロジー』として講演した。Apple梅田オープン前の限られた時間に、行われたイベントの様子をお届けしよう。

tamaki niime
https://www.niime.jp/

伝統工芸である播州織を復活させたtamaki niime

この、ナチュラルな色合いの衣装をまとった女性が玉木新雌さん。播州織のメーカー『tamaki niime』を起業した人物である。聞き手はApple梅田のクリエイティブプロのNaoyaさん。

播州織は、兵庫県南部の北播磨地域で生産される綿織物。特徴は、糸を先に染めてから織る『先染め』という技法で、西陣織(絹織物)の技法が18世紀に伝わり、綿で織るようになったという。綿ならではの自然な風合いと、染めてから織ることで生まれる豊かな色彩が特徴。しかし、日本の伝統工芸の例に漏れず、伝承者が少なく、衰退の一途をたどっていた。

それを再発見し、20年前に起業し、tamaki niimeを立ち上げたのが玉木新雌さん。最初は情報発信のため、大阪で立ち上げ、今は本社を西脇市に移している。『衰退する伝統産業』だった播州織の、『カジュアルでカラフル』という側面を切り出し、リブランディングし、情報発信し、生産、流通の仕組みを構築するなどして、tamaki niimeブランドを盛り上げた。

「気になったら、やってみたくなるんです」ということで、ヒツジ、ヤギ、アルパカ、ポニー、ニワトリなどを飼ってみたり、有機綿の栽培や紡績にも挑戦中。人・自然・動物が調和する未来を目指してものづくりの新たな可能性を模索されているのだそうだ。

同社ウェブサイトの『philosophy』のページには『きもちいいはうつくしい』として
tamaki niime いきるための7ヵ条が記されている。

 1. きもちよくいきよう、明るくいきよう
 2. すぐやろう!やりながら考えよう
 3. 失敗の数だけ成長できる、実験を繰り返そう
 4. あたりまえを疑い、きもちいいモノをつくろう
 5. 身の回りのモノ・コト・ヒトをきもちよくしよう
 6. 地球も動物も植物も同じ生き物、ともにいきよう
 7. 未来を想い、今をいきよう

デザインにこだわる、トライ&エラーを恐れない、地球環境をトータルで考える……というような姿勢は、アップルの姿勢に通じるものがあるのではないだろうか?

玉木新雌さんはなぜアップル製品を使うのか?

Apple梅田には大きなスクリーンを備えた『フォーラム』は設けられないので、ご覧のようなLGのディスプレイを使ってToday at Appleが開催されるようだ。

この日は、Apple梅田オープン前の、ビジネスチーム向けのToday at Appleということで、我々一部メディアのほか、地元ビジネスユーザーの方が招待されていた。枚方市の教育委員会の方もいらっしゃっていたので、学校へのiPad導入などについても、この店舗が引き継ぐのかもしれない。

もちろん、玉木新雌さんもアップル製品ユーザーで、tamaki niimeも、アップルビジネスチームのサポートのもとアップル製品を使っている。

「ケーブルが白いのがいいですよね。染めた綿の色を正しく見るために、工場や事務所の壁や床は白く塗っているんです。そんな時にMacを見たらケーブルが白くて『これだ!』と思いました」と玉木さん。

以来、社内のデザインや、商品管理などに使われるコンピュータはすべてMacやiPad。社員が使う電話もiPhoneだ。

色彩表現が正確で、iPhoneで撮った写真を同じ色でMacで見られるというのも重要なポイントだ。何百色というテキスタイルのデリケートな色を管理するためには、アップル製品の色彩に対するこだわりが必要不可欠だった。

「100名ぐらいが同じ建物の中でわちゃわちゃ動き回っているので、生産管理だったり、何が売れたから、次はどういう色を入れていこうか? とかやっているチームもいるし、販売側だとレジもiPadを使ってます。それぞれが違う目的で違う使い方をしているんですけど、アップル製品は必要不可欠です。アップル製品で揃えているといいのは連携性。そういう意味では揃えたほうが楽ですよ。チームが会話しやすくなるって感じですよね」

そんなtamaki niimeのアップル製品の利用をしっかりとサポートしているのがアップルのビジネスチームだ。

「私たちも忙しいので、Macの新しい機能をいろいろ調べたりしている余裕がない。で、仕事で困ったことが発生した時に、『こういうことやりたいんだけど、なんとかならない?』って聞いたら、アップルのビジネスチームの人がちゃんと教えてくれる。ビジネスアカウントを作っていたら、そういうこともサポートしてもらえるので便利ですね」と玉木さん。

もちろん、購入時や、製品のアカウントの管理などについてもビジネスチームのサポートを受けられる。

仕事で、アップル製品を使う人は、ぜひビジネスチームに連絡をして欲しいとのこと。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...