書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX1600

自作キーボードを使って数ヶ月。分割キーボードは快適か?

  • 2023.03.03

分割キーボードを使い始めて数ヶ月。慣れることはできたか、使い勝手はどうか? というお話を。

筆者の使っている分割キーボードについて、詳細はこちらを参照のこと。

理想のキーボードを求めて、分割キーボードを自作した

理想のキーボードを求めて、分割キーボードを自作した

2023年03月02日

むしろ、USキーボードに慣れるのに手間取った

結論から言うと慣れることはできた。

最初に左右を近づけて使い始めれば、慣れてくると自然と左右の手は離れていく。

やっぱり、狭いところに左右の手を寄せて使うのは不自然で、これが現代人の肩凝りの一因であることは間違いないと思う。使っているうちに左右のキーボードは離れていくから、腕はまっすぐ前に出す方が自然なのだろう。

むしろ、筆者にとって慣れが必要だったのは、このキーボードがUSキーボードで、しかもカーソルキーがないという点だ。特にリターンキーの形状と、デリートキーの位置が問題で、間違えた文字を消そうとしてリターンを押してしまう失敗が頻発した。

デリートを押そうとして、リターンを押してしまうということは、メッセンジャーを使っていると『文字を間違えると送信してしまう』ということになり、しばらくの間、非常にアクシデントが多くなった。もちろん、カーソルキーがないことにも習熟が必要だった。

しかし、これは分割キーボードの問題ではなくて、筆者が普段JISキーボードを使っているから、USキーボードに不慣れだという問題だ。

小さ過ぎて、位置がズレるのが問題

分割キーボード固有の問題としては、それぞれのキーボードが手の位置に対してズレやすく、手の位置、パームレストに対して、位置決めをしっかりしないとミスタイプが増えるということを感じた。左右が繋がっていないから、回転方向にも動いてしまうので、位置を細かく修正しないとミスタイプが増える。いっそのこと、プレートを用意して、パームレストともども位置を決めてしまった方が打ちやすいのではないかと思う。

あと、『6』のキーを私は左手人さし指で打っていたらしく、右手人さし指で打とうとすると、とても遠いような気がする。

今のところ、筆者が日本語を最速で入力できるのはHHKBのJISタイプだ。このChoco 60に慣れようとしている頃、急ぎで大量の原稿を打たなければならないことがあり、HHKBに戻したのだが、頭の中で何かが組み変わろうとしているタイミングだったのか、HHKBでもタイプミスが多くなってしまい、非常に苦労した。筆者の場合、文字を打つ速度こそが生産性なので、打鍵速度が遅くなるというのは致命的だ。極端な話、打鍵速度が半分になると、収入は半分になってしまう(笑)

今は、だいぶ慣れたので、HHKBを100%とすれば、Choco 60では80%ぐらいの速度で打てる(タッチミスが多い)。ただ、カチカチというクリッキーな打鍵感は楽しいし(在宅勤務だからいいが、会社だとちょっと迷惑な打鍵音だが)、左右分割は疲れにくいというメリットがある。

また、メカニカルも楽しいが、どちらが上質かといえば、HHKBの静電容量無接点方式の方がいいに決まっているので、まぁ、これはこれで好みの問題だ。サスの堅いコンパクトスポーツカーか、上質なサスペンションのクーペか、どっちが良いかといえば、それは好みの問題だし、その時の気分でもある。

願わくば、HHKBのJISタイプの分割キーボードが発売されれば、それが理想なのだが……。

両手の間の活用が楽しい

分割キーボードを使うと、両手の間のスペースが空く。ここを活用したくなる。たとえば、トラックパッドを置くのも便利だ。

また、間に紅茶とケーキを置いて、優雅に仕事をすることもできる。

今のところHHKBを使う日の方が圧倒的に多いが、肩が凝った時には、気分転換に分割キーボードを使うという感じになっている。両方に慣れてしまえば、切り替えてもすぐに慣れることができる。ちょうど、右ハンドルでも、左ハンドルでも運転できるようになるのと同じような感じだ。

(村上タクタ)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部