ディテールからアイテムを読み解く
’80年代中期頃から使用される「目付き青タグ」。この頃からは、それまでのスポーツウエアやユニフォームから少し幅が広がり、タウンウエアを意識した様々なデザインが展開されるようになった。変わり種の「チャンピオン」スウェットを探すならこのタグ期だ。
様々なデザインが登場
学校名やチーム名を入れなくて良い個人のスポーツウエアやタウンウエアとして作られているからか、大なり小なり「チャンピオン」ロゴをプリントや刺繍で主張するモノが多くなった。素材も機能性という部分だけでなく、ファッション要素として選ばれているものが多く、色合わせや仕様を見ても、デザインとしてのディテールが多く見られる。




タグの裏側にはメッセージ入り
ネームタグと別で品質表記タグが付いているアイテムには、ネームタグの裏に下のようにメッセージが記されている。これは、「チャンピオン」が1980年に特許申請しているキャッチフレーズである。
ブランドロゴ刺繍も多種多様
ワンポイント的に左胸に小さく入る「チャンピオン」ロゴ刺繍もあれば、カレッジロゴのように大きく胸に入るモノも。左のような大きな目玉Cロゴと通常のロゴを重ねるなど、様々なデザインが存在する。


幻の目付きタグの「リバースウィーブ」が存在する
ご存知「リバースウィーブ」のスウェットには、専用のネームタグが付く。’80sならトリコプリントタグで’90sなら刺繍タグ。しかし、下の2着は脇のリブ使いなど間違いなく「リバースウィーブ」なのだが「目付きタグ」のみ。上は、「目付き白青タグ」でタグ内に「リバースウィーブ」の表記も入る。どちらもかなり珍しく、探してみる価値アリなアイテムだ。


関連する記事
-
- 2025.05.14
デニムに続き、カットソー専用の洗剤が遂に登場!!
-
- 2025.04.12
ヴィンテージフリークたちのお宝スウェットを拝見! in LA
-
- 2025.04.10
スウェットの最高峰を知ってる? 希少な吊り編み機が織りなす、至極の着心地とは。