1982年に初代ミニ四駆が発売され、そこから現在までの間に何度も大ブームを巻き起こしてきたタミヤのミニ四駆。当初はRCカーが買えない子供に向けた製品だったが、今では親子で楽しめる一大ホビーにまで発展した。そこで80年代に登場したマシンの中から、レーサーミニ四駆を中心に紹介していこう。
1.MINI4WD(ミニ四駆)
「フォード・レインジャー4×4」と「シボレー・ピックアップ」というアメリカン4WDの2車種が第1弾として1982年7月にリリースされた。1984年2月には実車をディフォルメしたコミカルミニ四駆シリーズが登場。




2.RACING MINI 4WD(レーサーミニ四駆)
RCカーをそのままミニ四駆サイズに落とし込んだレーサーミニ四駆シリーズ。1986年5月に「ホーネットJr.」が登場。翌月に「ホットショットJr.」がリリースされた。RCでは2WDのマシンも、ミニ四駆では当然4WDの駆動方式を採用している。




3.RACING MINI 4WD SPECIAL(レーサーミニ四駆スペシャル)
レーサーミニ四駆のスペシャルバージョン。クリヤシャシーやカラータイヤ、ブラックのスケルトンボディといった通常とは異なるパーツ構成となっている。80年代は5台の人気マシンのスペシャル仕様がリリースされた。

4.WILD MINI 4WD(ワイルドミニ四駆)
RCでも人気のビッグタイヤマシンがミニ四駆でも登場。速さのミニ四駆に対し、ワイルドミニ四駆はパワーが魅力。ちなみにマンガ「ダッシュ四駆郎」の第1話に登場した戸田弾九郎の愛車は「モンスタービートルJr.」だ。




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タミヤ
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