天神ワークスのSP03ショルダーポーチには文庫本が3冊入る。

  • 2022.11.01

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介!

今回は久々のアメリカ出張で、マサチューセッツとミネソタ、ニューヨーク&ニュージャージーを訪れた、革ジャンの伝道師・モヒカン小川がお届け! 人生初のマサチューセッツに続き、次回はミシシッピとコネチカットに行ってみたいんだとか。

文庫本が3冊入れば、何も言うことはない。

H260×W220×D110㎜という手頃なサイズのレザーポーチSP03。栃木レザーのタンニン鞣しの革を使い、天神らしい美しい経年変化が楽しめる。ほぼ総手縫いで作られており、堅牢さと美しさは折り紙付きだ。革ジャンとの相性もばっちり。9万6800円

逢坂剛先生が書かれた警察小説の金字塔「百舌シリーズ」。ドラマ化や映画化もされたので、ご存じの方も多いと思う。第一作目『百舌の叫ぶ夜』の発行が1986年。その後、数年に1冊のペースで刊行され、先頃、最新シリーズ『百舌落とし』の文庫上下巻が発売され、遂に完結したのだった。

なげぇ……一体何年待たせるのよ。当然のことながら、以前の話は全く覚えておらず、久しぶりに読み返すことにした。これが……やっぱり面白い。

通勤時は、大きめのレザーヘルメットバッグを使っているので、何冊でも文庫を持ち歩いているのだが、困るのが休日。本当は小さめのバッグで身軽に動きたいのだが、あまりに小さくて文庫本が1冊しか入らないのはちと困る。

だって外出中にその1冊を読み終わってしまったら、すぐに続きが読めないではないか。休日、ぶらぶらウォーキングをすることの多い俺にとって、せめて文庫本2冊、出来れば3冊はいるくらいの大きさが望ましい。長編2冊に、エッセイや短編を1冊。これさえ入れば、もう何も言うことはない。

「百舌シリーズ」を読み返し始めてから、天神ワークスのSP03の出番が増えた。実はこれ、俺の50歳の誕生日に天神ワークスの高木さんからプレゼントされたもの。

手頃な大きさで、革ジャンウォーキングにももってこいなのだ。栃木レザーを使用しており、使うほどにレザーエイジングも楽しめるし、内部が二室構造になっているのも嬉しい。600頁ほどの厚めの文庫2冊と、300頁の短編集を入れてちょうどのサイズ。こんなレザーポーチが欲しかった!

実はこのライトニングが発売になる頃、俺はアメリカにいる(多分)。このポーチに文庫本と取材ノートを入れて、ニューヨークを歩き回っているはずだ。

天神ワークスのSP03ショルダーポーチ

こちらがモヒカン小川の取材時の使い方。取材ノートに文庫本、ティッシュケース、携帯灰皿がすっぽり収まる。マジで便利です!

内部は二室構造になっているので、使い勝手も良好。文庫本のみならず、手帳やノート、iPadなども収納可能。仕事バッグとしても使える。

ストラップは、バックル留めのほかスナップボタンも装備しており、開閉も楽。真鍮のバックルがデザインのアクセントにもなっている。

【問い合わせ】
天神ワークス
TEL03-3870-8658
https://tenjinworks.com/

(出典/「Lightning 2022年9月号 Vol.341」)

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