天神ワークスの革鞄進化論。美しくエイジングする上質なヌメ革は唯一無二の存在感。

美しくエイジングする上質なヌメ革によるプロダクツに定評のある天神ワークス。ここ数年、ヴィンテージウエアをモチーフとしたレザーウエアの評価が高まりつつあるが、プロダクツの始まりである革小物、特にモダンに仕上がった鞄や靴は要注目だ。

1.LEATHER BACK PACK BP01

カジュアルに背負える定番バックパック。比較的ナローなフォルムに仕上がっていることと上質な革を使用しているため、ジャケットスタイルなどに背負っても違和感なく馴染んでくれる。頻繁に出し入れするアイテムは外側のポケットに収納。8万8000円

ボディに使用した堅牢な革と遜色ないミリタリーライクなコットンヘリンボーンをライニングに装備。背面内側に仕切りとレザーのポケットが付けられている

2.BOSTON BAG

クラシカルなフォルムのボストンバッグ。二泊三日の旅行サイズにぴったりな、素材を活かしたミニマルなデザインが美しい。自立し、開口部がガバッと大きく開くため、収納物も出し入れしやすく、デイリーユースとしても使い勝手の良いデザイン。12万1000円

使いやすいダブルファスナー。 革はウエア用の1.3ミリ前後の栃木レザー製ステアハイド
ライニングの内側には大型のファ スナーポケットが装備され、収納物を仕分けるのに便利

 3.C’MAN BRIEF CASE

オンオフ兼用で使えるソリッドなデザインのブリーフケース。ベルトのストラップがクラシカルな雰囲気を演出する。サイズは散歩鞄に最適なS、A4サイズを収納しやすいM、ノートPC収納サイズのL の3 種。S / 8 万5800 円、M / 9万6800円、L / 10万7800円

裏面にはフラップポケ ットを装備し、すぐに取り出す書類などを収納するのに便利。オプションでショルダーストラップも付けられる

4.SHOULDER POUCH SP01

ロングウォレットやiPadがすっぽりと収まるサイズの縦型のショルダーポーチ。ベルト部分にはドットボタンが付けられているためクイックに開閉可能。5万7200円

5.SHOULDER POUCH SP03

日常的に使用するスマートフォンや財布、文庫本などを収納し持ち歩くのに便利なポーチ。フラップを開けると2気室になっており、収納力の高さも良点。8万5800円

6.SHOULDER POUCH SP02

A4横型サイズのショルダーレザーポーチは、1940年代のワークウエアのディテールを思わせるポケットやステッチングがデザインの魅力。もちろんすべて熟練した職人によるハンドメイド。7万5900円

7.TOTE BAG TT02

横型レザーポーチとトートバッグをハイブリッドさせたようなデザインの縦型トートバッグ。ライニングにはヘリンボーンの生地を採用している。7万5900円

8.TOTE BAG TT01

素材、縫製の良し悪しが浮き彫りとなるシンプルなトート。ハンドルサイズを変えずに容量のみ変わる3サイズ展開。S / 6 万8200 円、M / 7 万9200円、L / 10万1200円

9.TOTE BAG TT01C

TT01の開口部にファスナーを装備。バッグを傾けてしまった際に収納物が飛び出さないための仕様。丸みのあるハンドルと飽きのこないデザインが良し。S / 7万9200円、M/ 9万200円、L / 11万2200円

10.NAPRON BAG NB01

3種の革をパーツによって使い分けたエプロン型のバッグ。片側のフラップポケットにはオリジナル刻印の真鍮製のドットボタンが使用されアクセントとなっている。6万4900円

バックル、ボタン、ファスナーともに真鍮製の金属パーツが付けられ、バランス良く仕上がっている

最高の革を“履く”! 天神ワークスの革靴にも要注目。

時間をかけて丁寧に仕上げられた上質な革を使用しハンドメイドで作られた靴。まるでオーダーメイドのような贅沢な靴だがその履き心地の良さから毎日のようにヘビーに履いてしまう天神ワークスの靴。

C’MAN BOOTS LOW

数年前に天神ワークス設立10周年を記念して手掛けたモンキーブーツの短靴仕様。日本人の足型に合わせた抜群のフィット感と軽量さから、まるでレザースニーカーのようにヘビロテしてしまいそうな1足。縫製は堅牢なグッドイヤー製法を採用。6万4900円

SIZE:7,7H,8,8H,9,9H
COLOR:TAN,BLACK,OLIVE, COBALT BLUE

【問い合わせ】
TENJIN WORKS
TEL03-3870-8658
http://www.tenjinworks.com

(出典/「Lightning 2022年11月号 Vol.343」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革ジャン職人が手掛ける、経年変化するレザーハット気にならない?

  • 2025.10.31

気鋭のレザーブランド「KLOOTCH」のレザーハットラインとしてスタートした「Brunel & Co.」独学のレザージャケット作りで磨いた革の感覚を、“帽子”という舞台で表現する──。自らの手仕事で理想の革を探求する職人が辿り着いた、新たなレザークラフトの到達点。 革ジャン職人の手が導く、生...

生きたレザーの表情を活かす。これまでになかった唯一無二の革ジャン、「ストラム」の流儀。

  • 2025.10.30

生きたレザーの質感にフォーカスし、“バーニングダイ”をはじめとする唯一無二のレザースタイルを提案するストラム。我流を貫き、その意思を思うがままにかき鳴らすことで、オリジナリティを磨き上げる孤高のレザーブランドだ。デザイナー桑原和生がレザーで表現するストラムのモノ作りの哲学、彼が革ジャンを通して描き出...

渋谷、銀座に続き、ブーツの聖地「スタンプタウン」が東北初の仙台にオープン!

  • 2025.10.30

時代を超えて銘品として愛されてきた堅牢なアメリカンワークブーツが一堂に会するブーツ専門店、スタンプタウンが宮城県仙台市に2025年9月20日オープン! 東北初となる仙台店は北のワークブーツ好きたちにとって待望の出店となった。 珠玉の銘品たちがココに揃う。 ブーツファンが待ち焦がれた東北エリア初となる...

宮城県大崎市の名セレクトショップ「ウルフパック」が選ぶ「FINE CREEK」の銘品革ジャン4選。

  • 2025.10.31

宮城県大崎市に、ファインクリークを愛してやまない男がいる。男の名は齊藤勝良。東北にその名を轟かす名セレクトショップ、ウルフパックのオーナーだ。ファインクリーク愛が高じて、ショップの2階をレザー専用フロアにしてしまったほど。齊藤さんが愛する、ファインクリークの銘品を見ていくことにしよう。 FINE C...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

Pick Up おすすめ記事

生きたレザーの表情を活かす。これまでになかった唯一無二の革ジャン、「ストラム」の流儀。

  • 2025.10.30

生きたレザーの質感にフォーカスし、“バーニングダイ”をはじめとする唯一無二のレザースタイルを提案するストラム。我流を貫き、その意思を思うがままにかき鳴らすことで、オリジナリティを磨き上げる孤高のレザーブランドだ。デザイナー桑原和生がレザーで表現するストラムのモノ作りの哲学、彼が革ジャンを通して描き出...

「BILTBUCK」の2025年は新素材によって既存モデルを再解釈した革ジャンに注目だ!

  • 2025.11.03

伝統と革新を往来しながら、レザーの魅力を追求するビルトバック。2025年のコレクションは、オリジナルレシピで仕立てた渾身の新素材によって既存モデルを再解釈。質感と経年変化、レザーの本質的な美学を磨き上げ、洒脱な大人たち〈Hep Cats & High Rollers〉へ贈る、進化であり深化の...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

宮城県大崎市の名セレクトショップ「ウルフパック」が選ぶ「FINE CREEK」の銘品革ジャン4選。

  • 2025.10.31

宮城県大崎市に、ファインクリークを愛してやまない男がいる。男の名は齊藤勝良。東北にその名を轟かす名セレクトショップ、ウルフパックのオーナーだ。ファインクリーク愛が高じて、ショップの2階をレザー専用フロアにしてしまったほど。齊藤さんが愛する、ファインクリークの銘品を見ていくことにしよう。 FINE C...