ミタスニーカーズに聞く! 2022年のベストバイスニーカー5選。

東京を代表するエリア、上野から世界へ向けて独自のスニーカースタイルを発信するミタスニーカーズ。日本を代表するスニーカーショップにまで上り詰めたキーマンの国井栄之氏に、今だからこそオススメしたいスニーカーBEST5 を伺った。独自の視点でセレクトされたシューズには、確かな理由が詰まっている。

「ミタスニーカーズ」クリエイティブディレクター・国井栄之さん

‘90年代に当時日本市場では未知だったコラボレーションや別注を手掛けた先駆け的存在。現在もスポーツからラグジュアリーブランドまで多くのスニーカープロジェクトに携わっている。

今買うべきベストバイスニーカーとは?

日本のスニーカーシーンにおけるキーパーソン、ミタスニーカーズの国井栄之さんに、今買うべきベストバイスニーカーを伺った。

「僕らは靴屋なので機能性に寄りがちなのですが、一般の方からすると今はアウターを着込むことが多い季節なので、そのボリュームに負けないようなシルエットのものを選ぶ人が多いかと思います。ただずっとスニーカーを履いてきた人は足がスニーカーに慣れているので、通常のブーツや革靴を履くと足が痛くなりがちです。そこで今はブーツライクなルックスで、スニーカーテクノロジーが搭載されているものが選ばれる傾向にありますね」

では、そのブーツとスニーカーのいいとこ取りをしたようなシューズとはどんなものになるのか。

「今はゴアテックスやコーデュラを始めとする機能性や耐久性に特化したマテリアルやファブリックをアッパーに使いつつ、スニーカーのソールユニットを採用したブーツタイプのものもありますし、使用用途に応じてサンダルからブーツまで補えるモデルも発売されています。あとは撥水スプレーと言う、蓮の葉のように水を弾くものも出ているので、昔だと季節で履けなかった靴も、今では履けるようになってきています。そういった素材だけでない手入れ用品の進化もあって、通年で履けるスニーカーは確実に増えていますね」

続いては、国井さんおすすめのスニーカーを紹介していこう。

1.adidas Originals FORUM 84 LOW MITA “mita sneakers”|トップテンとフォーラム、名作同士が見事に溶け込む。

プロバスケ選手に愛用された’79年発表の名作トップテンより、USAメイドのオーストリッチの型押しレザーをまとったモデルから着想を得てデザインした一足。なんと取り扱うのは世界中でミタスニーカーズ1店舗のみ。ヴィンテージ好きにはたまらない、趣向を凝らしてメイクアップした渾身の意欲作。価格未定

アッパーには天然素材の中でも希少性が高く、クイルマークと呼ばれる突起が特徴的なオーストリッチレザーを使用し、高級感を演出。

ギザギザのフォーラムと直線のトップテンという、それぞれ異なるスリーストライプスのカッティングを1つのパーツで表現している。

ショップのアイコンである金網や、東京改のグラフィックも入ったインソール。シグネチャーカラーとも言えるグレーの替え紐も付属。

2.UGG DESCENTE CA805 CLASSIC WEATHER|クラシックブーツとスニーカーの履き心地を融合させたハイブリッド。

アグのアイコンであるクラシックブーツと、スニーカーの履き心地を融合させたハイブリッドスタイルなモデル。防水スエードを採用したアッパーと、シームシールド構造で小雨にも対応。10mmの天然ウールを採用したライニングとインソールは雪でもバッチリ。着脱も簡単なサイドジッパーはタウンユースにも最適な一足だ。2万8600円

容易な着脱を可能にするストラップ付きのサイドジッパーと、後部に配されたプルタブ。こういったディテールが履きやすさを決める。

アッパーの防水スウェードとシームシールド構造は、2019年にウィズリミテッドとミタスニーカーズのチームアップにて企画開発。

抜群の存在感を放つ高さ約5.7cmの「Tradelite By UGG」のボリューミーなソール。驚くほどの軽さと抜群の耐久性を誇っている。

3.DESCENTE CA805 CLASSIC WEATHER ACTIVE WINTER BOOTS SHORT|ウインタースポーツに強いデサントの最上位モデル。

機能美を追求したスポーツウエアを世界に提案するデサントから、タウン、アウトドア、スポーツの前後などシーンを選ばない、初のウインターブーツとして昨秋登場したアクティブウインターブーツショート。アウトソールにはオリジナルラグパターンを採用。スタイリッシュなデザイン性と実用的な機能を兼ね備えた一足だ。1万2100円

日本人の足形に合う木型を採用しているアッパーは、撥水生地を採用した高防水設計。デサントにおける最上位モデルに位置している。

着脱をスムーズにするロック機能付きファスナーとアジャスターを搭載。止水ジップはロックを上げるとデサントのロゴが見える作り。

軽量かつクッション性にも優れ、消臭機能も備えたオーソライト社製のカップインソール。表面には発熱・蓄熱素材のベルセラを採用。

4.AIRWALK Puma DECKOUT “JAPAN EXCLUSIVE”|アフタースケートに履くシューズをテーマに製作。

新しいシルエットのアフタースケートシューズ。一見シンプルながら実用的かつユニークなディテールを加味することで、’ 90年代のエアウォークらしさが感じられる遊びの効いた仕上がり。カラーはシャークソールでお馴染の、アイコニックなデザートブーツのデビュー作から着想を得たレトロな雰囲気が漂う3色がラインナップ。1万3970円

カウスエードを使用したアッパーは、柔らかくしなやかな質感。伝統的なローファーのシルエットも相まって、高級感漂う仕上がりに。

アッパー内側のヒール側面には、カカトを擦り合わせて脱ぐ為のTPU製の補強パーツが。こういうところにスニーカーテイストが漂う。

アウトソールはエアウォーク定番モデルとして名高い「ONE」と同じものを採用することで、どこか懐かしさを覚える仕上がりに。

5.Puma TRAMP OG|冬らしいブラウンのカラートーンと素材感。

新たなファッショントレンドとして、イギリスで1970年代後半に隆盛したテラススタイルカルチャーから生まれたインドアトレーニングシューズの名作。足馴染みの良いスウェードを全面に採用することでフィッティングを高め、当時の最新鋭テクノロジーを盛り込んだ機能美も秀逸。幻の一足とも呼ばれたモデルの待望の復刻版。1万3200円

通気性向上のため、前足部を中心にアッパーには通気孔が設けられている。パンチングという手法が’70年代を感じさせるディテール。

タンも余分な装飾は一切せず、全てを美麗なブラウンスウェードのアースカラーでまとめることで、当時の面影を忠実に再現している。

プーマが現代の新たなファッショントレンドして提案しているテラススタイル。その象徴としてブランドロゴの下にはモデル名も印字。

アウトソールには、内部をくり抜き空気圧力を利用して、衝撃を和らげるエアクッションシステムを搭載したコンタクトソールを採用。

【DATA】
mita sneakers
東京都台東区上野4-7-8 アメ横センタービル1F & 2F
TEL03-3832-8346
営業/11:00〜19:30、土日祝日10:00〜19:30
休み/元日・第3水曜
https://www.mita-sneakers.co.jp
instagram @mitasneakers

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典「Lightning2022年3月号 Vol.335」)