週末、趣味の仲間が集う場所。
「昔はイタリア車やドイツ車の方が好きだったんです。30歳でハーレーに乗るようになってからアメ車に興味をもちました」それから、クルマやバイクを買い足し買い替えを繰り返したというKYOさん。増えたのは車両ばかりではなかった。
「軽い気持ちで子供にラジオフライヤーを購入したら、すっかりハマってしまいました(笑)」自宅がラジオフライヤーであふれるようになり、全部を収めるガレージを建てることに決定。しかし、空きスペースができたことから、収集欲がさらに増してしまったそう。そこでフランスのタイヤメーカー、ミシュランのマスコット「ビバンダム(ビブ)」のグッズを集めるようになった。
「学生時代、東京から横浜までよく遊びに行ってました。途中の環八沿いにあるタイヤ販売店の屋上に、特大ビブフィギュアが飾ってあって、いつも楽しみに見上げていたんです。旧いモノ好きなので、世界最古の企業キャラというところにも惹かれました。3段腹の可愛らしい体型にも共感します(笑)」
こうして収集したヴィンテージ雑貨をガレージにちりばめ、居心地のよい空間を演出。趣味の仲間が集まる秘密基地のような存在になっている。
収集したコレクションで居心地のよい空間づくり。
ファミリーレストランBig BoyやタイヤメーカーのキャラクターFiskTire Boyのフィギアなど、海外の企業グッズも収集。コーナー分けしてディスプレイしている。
大きなガラスのショーケースに集めたビバンダムグッズとラジオフライヤーのフィギュアをメインにディスプレイ。アメリカのヴィンテージショップのような雰囲気を演出した。
アンティークのビバンダムくんのフィギュア。赤い目とハットを被ったオシャレなスタイルが特徴で、絶妙なセレブ感を演出。ユーモラスな雰囲気が気に入っている。
1m以上もある店頭用の特大ディスプレイ。台座ありとなしがあり。台座つきは1m30cm以上もあるんだとか……。特大フィギュア3種類をコンプリートした。
赤いVツインエンジンのアメリカンバイクに乗ったビバンダムくんのオモチャ。シリーズもので、飛行機やストリームライナーなどもある。
屋根の梁を生かして収納スペースを確保。ラジオフライヤーはもちろん、細かいパーツ、タイヤなどを上手に収納している。
’70年代、アメリカのマッスルカーをモチーフにしたファイヤーボールワゴン。大きなバックタイヤ、明るい色などが特徴で人気。
ボディをすべて木で製作したラジオフライヤーのカントリークラシック。ボディの保存状態が極上で、生成りの風合いがお気に入り。
(出典/「Lightning 2021年9月号 Vol.329」)
Text/T.Morita 守田二草 Photo/S.Ise 伊勢悟
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