ショーカスタムが施された、トライシェビーの中でも人気の’57年式ベルエア・コンバーチブル。

トライシェビーに造詣が深い埼玉県の「ドリームマシン」で手に入れたというベルエアは、純正のデザインを活かしながら、ハイテックなパーツを取り入れたショーカスタムが施されている。国内のカスタムショーでの受賞経験がある一台を紹介!

豪華絢爛なスタイリングと走りを両立するストリートロッド。

シボレーが1955〜’57年に制作したトライシェビーと呼ばれるモデルの中でも、ゴールデンエイジを象徴するゴージャスなボディデザインでもっとも高い人気を誇る’57年式ベルエア・コンバーチブル。トライシェビーはシボレーでV8を初採用したエポックメイキングな存在として知られ、また1958年以降のモデルに比べ、コンパクトなサイズとなるため日本の道路でも比較的扱いやすいモデルとなる。

▼トライシェビーについてもっと詳しく知る!

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2020年10月27日

トライシェビーと呼ばれる3年間の中で’57年式のテ ールフィンは最も大きく、翼のようなデザインとなった。このスペーシーなデザインこそレイト’50sの象徴

このマシンのオーナーはフラットヘッドの代表・小林氏で、カスタムはブランドのコンセプトに見合う、クラシカルなスタイリングと現代的な実用性を両立する仕様だ。

そのスタイリングは一見、ストックを基調としたオーセンティックな外観だが、カバーパーツやホイールなど各部に散りばめられたビレットパーツによって車体に輝きを加え、ショーカスタムとしてのクオリティを高めている。

エンジンはGMパファーマンスパーツの高性能クレートモーター、ZZ4に換装。ZZ4は排気量5700ccで最大350hpを出力する。ミッションはTH350で強化

また、エンジンは高性能なZZ4を搭載し、ミッションや足まわりもそれに準じたモディファイが施される。さらに、パワーウインドーやパワステ、エアコンなど近代的な装備を取り入れ、日本の道路事情で快適なクルージングを可能としたストリートロッドに仕上げられている。

ベルエアのディテールを拝見!

ボディと一体化したバンパーや、横に広いグリルが’57年式のフロントマスクの特徴。尖ったバレットのトップはストックではゴム製だが、こちらはクロームメッキをかけた金属製のパーツを採用し、より攻撃的な顔つきに。

メーター類はハイテックカスタムではお馴染みのダコタのデジタルメーターでアップデート。ステアリングは美しい輝きを放つバドニックのビレット製を採用。

ホイールは前後ビレットスペシャリティーズの17インチをチョイス。前後ブレーキはディスク化し、ベアーのレーシングキャリパーで制動力を向上させている。

乗り心地を大きく左右するサスペンションはリーフスプリングから4リンク式に変更。デフには軽量なアルミケースを装備して、軽快なコーナリングをサポート。

取材車のスペックを紹介!

1957 Chevrolet Bel Air

  • サイズ:全長5080㎜×全幅1876㎜×全高1521㎜
  • ホイールベース:2921 ㎜
  • エンジン:水冷4ストロークV型8気筒
  • 総排気量:5700cc
  • トランスミッション:3速AT
  • ディスク(フロント&リア)
  • タイヤサイズ:215/46ZR17(フロント&リア、オリジナルは7.50-14)

(出典/「別冊Lightning Vol.165 VINTAGE CARS」)