1.「EVILACT」山本港人さん|1947 Harley-Davidson EL(ハーレーダビッドソンEL)
元々オリジナルに近いスタイルで乗っていたナックルヘッドだが、千里浜サンドフラッツに参戦するためにボバースタイルにカスタム。普段乗りでも使うため最低限のパーツ構成で軽量化。タンクと色が異なるフェンダーがガレージビルドのバイクのようなラフな雰囲気を演出する。シート&ピリオンパッドはGood Speed Equipment、ツールバッグはEVILACTのオリジナル。ロンTにブラックデニム、チェッカー柄のスニーカーを合わせたストリートな着こなしがバイクにぴったり。
2.「Addict Clothes」石嶋聡さん|1926 REX-ACME 350 SPORTS(レックスアクメ350スポーツ)
英国車が世界のバイクシーンを牽引していた’40年代以前の車両を好む石嶋さんが愛用しているのは現存数がかなり少なく知る人ぞ知るREX-ACME。軽量な車体にパワフルなブラックバーン社製の350㏄エンジンを搭載した乗り味は、現代車にはない操作性を含め、短い距離でも十分楽しめる車両なのだとか。通年着られるワックスコットンのジャケットも車両の雰囲気にマッチしている。
3.「HUNGER」安達伸吾さん|1981 Harley-Davidson FLH(ハーレーダビッドソンFLH)
FXのスタイリッシュなフォルムを崩さずに、フロントフォークを4インチ伸ばし、’76年のアニバーサリータンクは取り付け位置を変更してやや上向きになるように装着。あえて’70年代の野暮ったい雰囲気を残して、街乗りにもロングツーリングにも対応する大人のカスタムに仕上げられた。ロンTとTシャツをレイヤードにしたストリートスタイルは、足元もスニーカーでゆるカッコよい着こなしに。
4.「DEUS EX MACHINA HARAJUKU」難波諒介さん|2000 YAMAHA SR400(ヤマハSR400)
できるだけプロの力を借りずにコツコツと自分でカスタムをしていると言うSR400。イメージは都会的なストリートトラッカー。コンセプトに沿ってXT500のタンクを流用し、オーリンズのリアサスペンションやCRキャブレターなど、走りを意識したアップデートが加えられている。DEUSのスポーティなファッションともよく似合っている。
5.「SUNKU」高橋豊さん|1954 Harley-Davidson KH900(ハーレーダビッドソンKH900)
オリジナルの雰囲気を残しながらも、’50 〜’60年代のアメリカの草レースを走っていた車両をイメージしてカスタムしたKH。BATESシートや2in1マフラーなど、当時のパーツをバランス良く取り入れ、タンクにはさりげなく手書きのピンラインを加えている。ブラックデニムにブラックTを合わせたコーデはデニムジャケットで軽さをプラス。
6.「ViSE CLOTHING」宮川佳己さん|1966 Harley-Davidson FLH(ハーレーダビッドソンFLH)
サンティフレームに排気量を1340㏄に拡大したストローカーショベルを搭載するチョッパー。’80s頃のハイパフォーマンスパーツを各部に取り入れたフリスコだが、シングルダウンチューブ化したフレームや、DR’Sのカムカバーを使ったポイント&マグネトーのダブル点火、ツインプラグ化など通好みなモディファイが散りばめられている。ブラックの車両とオールブラックコーデでカッコよさも倍増。
7.Tonnyさん|1953 FL
1970年代のニューヨークのチョッパーをコンセプトにリスキービジネスで製作した1台。プレートをモールディングしたフレームのアクスル周りの作りや、Love Ear Art によるフリーハンドのフレイムスが時代感を再現している。ミッド幅のトリプルツリーにセットした8インチオーバーの41㎜フォークも当時らしいチョッパーのディテールだ。ロンTとTシャツのレイヤードにサロペットを合わせる抜け感のあるコーデがチョッパーと絶妙なバランスで決まってる。
8.「LEWIS LEATHERS」池野優也さん|1969 BSA Lightning(BSAライトニング)
ルイスレザーズの店長に影響されてBSAを手に入れたという池野さん。購入時はスクランブラー寄りのカスタムが施されていた車体を純正のスタイルに戻しているところだと言う。ルイスレザーズのライダースはクロームメッキタンクを装備した上品なブリティッシュバイクがよく似合う。春夏も革ジャンでバイク、これぞバイク乗り。
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