とくにレザーアイテムなんかは最初は固い質感が使い込むことで馴染み、気がつけば自分にぴったりとフィットしたときに「育てたな」を実感できるわけ。そんなファッションだけでなく、プロダクツとしても楽しめるアイテムでありながら、なぜか忘れられがちなのがベルトの存在。
「バディ×ヴィンテージワークス」のベルト

ベルトを専業としているブランドは数少なく、本誌でもお馴染みのヴィンテージワークスなんかは珍しい。ベルトという脇役的なアイテムに着目し、素材となるレザーをベルトのカタチに裁断後に染色するという、他のベルトには無い手法でしっかりと主張するベルトを作っている。

そんなヴィンテージワークスに原宿のショップ「バディ」が別注したのはなんとヌメ革仕様。裁断したままで、色止め加工をしていないナチュラル仕様を別注したのだ。本家ヴィンテージワークスにも存在しない仕様で「自分色」に育てたくなるモデルになっている。「育て甲斐」でベルトを選ぶっていうのも悪くないでしょ。

【問い合わせ】
バディ
TEL03-5848-8450
http://www.buddy71.com
(出典/「Lightning 2020年4月号 Vol.312」)
photo/A.Kuwayama 桑山章