1.緑に囲まれた古民家リノベーションの理想形。
ビームススタッフとして活躍する近藤洋司さんの自宅は、鎌倉にある築45年の古民家をリノベーションした平家の一軒家。室内には様々な種類の植物が並び、和洋折衷テイストに自然な緑が彩りを添えている。
モダンなキッチンと障子の窓や梁が融合する和洋折衷の空間。バランスよく配置された植物はインダストリアルな家具とマッチさせ、生活の中に馴染ませている。
北欧のヴィンテージ家具に多肉植物をディスプレイ。「植物を室内に並べるときに意識していることは、なるべく高低差を出すこと」と、家主の近藤さん。
2.アンティーク家具と植物が同居する部屋。
レザーアイテムを中心に展開するブランド、ブラウンブラウンのクリエイター、川村達郎さん邸。その自宅は、増えすぎた植物のために最近引っ越したばかり。リビングを中心に緑に囲まれた生活を楽しんでいる。
家主の川村さんいわく、「塊根植物は単体で眺めてもおもしろいけど、プランターとのバランスも重要」とのこと。
理想のシルエットを具現化するまで試行錯誤して素焼きのプラントも自作。
アンティークのブレッドケースやドリームキャッチャーと一緒に、ユーフォルビア系の植物をディスプレイ。
3.旧きよき日本家屋をグリーンと共にリノベーション。
ボタニカルブランド『ザ・ランドスケーパーズ』を主宰する塙夫妻の自宅兼アトリエ。築40年を超える日本家屋を自分たちのアイデアとデザインを図面に起こして改装していき、センスよくリノベーションされた物件。
広々としたリビングスペースは庭に面しているので陽当たりが抜群。冬でも昼間ならポカポカと暖かい。天井のレールにディスプレイされたドライフラワーが見事。
陽当たり抜群なので、難易度の高い植物も育てやすいのがこの物件の魅力。そして、陽当たりと同じくらい風通りも重要。「窓を閉めることが多い冬の室内には、サーキュレーターが必須」なのだと、塙さん。
植物を室内に並べるときは、高低差を出すこと。そして植物はプランターとのバランスも重要なこと。さらに窓を閉めることが多い冬の室内ではサーキュレーターで風の通りをよくする……。そんなちょっとしたことでも、知っていると知らないとでは、仕上がりに大きな差が。心地よく、豊かなライフスタイルを実現してくれる話題のグリーンハウジングのコツを知って、今こそレッツトライ!
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(出典/「Lightning 2017年2月号 Vol.274」)
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