ファミキャンにも味わい深い灯りが欲しいんだ。ベアボーンズ レイルロードランタンLED ブラス

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「キャンプや旅行のみならず、子どもの習いごとや宿題、実家への帰省など予定が盛りだくさんの我が家の夏。子どもの体力と好奇心に負けない財テクと段取りが必要」と編集・おすぎ村がお届け!

ベアボーンズ レイルロードランタンLED ブラス

我が家の夏の恒例行事となりつつあるファミリーキャンプ。大人同士のキャンプでは他の参加者に任せきりだが、ここばかりは父の威厳を保つべく、周到な用意と適度な寛容を携えて臨んでいる。これまで仕事では、温かみのある光源が魅力のヴィンテージランタン、組み立ては難しいがデザインが素敵なテント、荷室を占拠する寝具や重くて調理時間のかかる料理道具を薦めてきた。

しかし、ファミキャンでの子どもは自由気まま。自然の脅威に対峙することもキャンプの醍醐味である一方で、必然的に安全第一、簡便さを意識したモノ選びとなる。組み立てが簡単で軽いテント&チェア、ガス中心の調理道具、軽くて便利なプラスチックのカトラリーと保冷力重視のクーラー。仕事では非効率やロマンを優先しているだけに「本当にこれでいいのか?」と心の声が叫んでいる。

この男のロマンとファミキャンに求められる利便性との板挟みに悩んでいる私が出会ったのが「BAREBONES」。子どもが寝た後は、真鍮製の明るすぎないライトのもとでちびりと酒を舐める。早朝起床に備えた就寝前のわずかな時間が、父に許された男のキャンプ時間。最近始まった老眼のせいで朝食の準備もままならないが、そんな不便さも楽しむ相棒として末長く付き合っていきたい。

温かみのあるエジソン球のフィラメントを包むスモークカラーのウェイビーなホヤ、通常はスチールだったパーツを真鍮にしたことで、一気にアンティーク感を増した日本限定モデル。ハイモードで3.5時間、ローモードで100時間点灯というファミキャンに求められる出力と、男のロマンを満足させる外観のいいとこ取り。ブラスの経年変化を楽しみながら利便性をも満たす逸品だ。1万4960円(エイアンドエフ TEL03-3209-7575)

ランタンはキャンプの必需品。ただし、明るく照らしすぎないからこそ自然の雄大さ、キャンプサイトの魅力を味わうことができる。

ベアボーンズリビングは、日常にも溶け込むアウトドアライフスタイルが信条。キャンプのみならず日々のデスクにもピッタリ。

USB-TYPE Cケーブルで充電できて、ル充電まで6〜8時間のリチウムイオンバッテリー。3.5〜100時間の使用が可能だ。

戦前の北米の鉄道会社で使用されたクラシックなデザインに加え、スチール製だったパーツを真鍮に変えた日本限定モデル。

(出典/「Lightning 2025年9月号 Vol.377」)

この記事を書いた人
おすぎ村
この記事を書いた人

おすぎ村

ブランドディレクター

『2nd』のECサイト「CLUB-2nd」にて商品企画・開発を担当。貴重なヴィンテージをサンプリングした人気ブランドへの別注などを世に送り出している。2nd、Lightningの元編集長にして現在は2ndのブランドディレクター
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

Pick Up おすすめ記事

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。