カスタムオーダーで珠玉の一足を作る愉しみ。
2014年から2021年まで本社工場にてブーツ作りを学んだ池岡大志氏。現在はリクラフターとしてブーツのリペア、メインテナンスに関わっている。
「現地でブーツ作りを7年学び、ひと通り作れるようになりましたが、工場ではひとつのセクションで何十年と手を動かしてきた職人ばかり。わたしとは熟練度が違います。アメリカならではの緩さはもちろんありますが、品質に関して妥協のない厳しさは、長い歴史と伝統でWHITE’S BOOTSブランドを守ってきた証なんだろうなと現場を見て感じたことです」
カスタムオーダーと聞くと大層なことで敬遠してしまいがちだが、基本的には店頭で販売されているものもカスタムオーダーがベースであるため、価格もさほど抵抗はないはず。それよりも自分だけのWHITE’S BOOTSが履ける愉しみが大きく勝るはずだ。
池岡氏が本社ファクトリーで修行していたころ、毎日のように履いていたスモークジャンパー。ソールには床に落ちていた釘が挟まっている。
ホワイツブーツでオーダーしてみよう!
Smoke Jumper
ヴァンプとカウンターにクロームエクセル。クウォーターとバックステーがレッドドッグラフアウトで同系色ながら素材感の面白さを演出。ソールはビブラム700番装着した2017年製。¥144,000〜
Packer
ヴァンプとカウンター、バックステーにシャーク。クウォーターとガゼットにナチュラルクロームエクセルを採用したコンビネーションカラー。ソールはビブラム700番を装備。¥149,000_〜
標準装備されるシューホールやバックルなどの金属パーツはブーツのフォルムや雰囲気を大きく変える重要なパーツ。アッパーの色やブーツのスタイルで相性を確かめるのもあり。
定番のビブラム700番からコマンドソール、レザーソールなどアウトソールの種類も豊富に揃う。カスタムベースとなるモデルのフォルムに合わせた自分好みなソールを選ぼう。
アッパーに使用するレザーを選べるのはもちろんライニングも数種用意。単色だけでなく2トーンでコンビネーションもデザインできるため、パーツごとに変えるのも面白い。
【問い合わせ】
STUMPTOWN SHIBUYA
TEL03-3477-0658 https://www.stumptownjapan.com
Photo by Masahiko Watanabe 渡辺昌彦 Text by Tamaki Itakura板倉環
関連する記事
-
- 2024.11.15
経年変化とカスタムで、自分だけの一着を作る悦びを味わってみないか?