【浅草靴職人の愛用靴】 ヴィンテージドレスシューズから着想を得たデザインの妙。「Arch Kerry」清水川栄さんの U-WING

  • 2024.06.14

台東区浅草は旧くから靴職人が多く、東京の靴の聖地でもある。そんな浅草で活躍する靴職人たちの愛用靴は気になるところ。オーダーシューズをメインに取り扱う「Arch Kerry」の清水川栄さんに訊いてきた。

クラシカルなフォルムと現在にはないデザイン。

「Arch Kerry」清水川栄さん|2001年に神保町、ミマツ靴店に入社。その後、オンラインでシューズ販売を始め、2020年に自身のブランドを設立。Arch Kerryでは、基本オーダーシューズがメイン。https://archkerry.com

清水川氏がシューズの世界へと足を踏み入れたのは10代の頃、神保町にある靴専門店「ミマツ靴店」に販売員として入社したのが彼の靴人生の始まり。徐々に靴好きとしての頭角を表し始めた清水川氏。コレクションし始めたのはアメリカのヴィンテージドレスシューズだったという。

「昔のアメリカのカタログを見るとコンビネーションのデザインが多いんですよね。そのほかいろんなデザインが無数にあって、そこに面白さを感じ、ヴィンテージドレスシューズを集めるようになったんです。もちろんマイサイズが中心。ただそのほとんどがデッドストックばかりだったので履くのに勇気が必要ですよね」

コレクションしながら、自分で作りたい願望が芽生えるまでそう時間はかからなかった。デッドストックだから履けない。サイズが細すぎて履けない。そんなフラストレーションが自分で作る側へと奮い立たせたのはいうまでもない。

「このシューズは自分用にオーダーしたものでカーフの色に合わせてスウェードを選んだこと、そしてソールのホワイトステッチとのバランスが好きです」

ブラウンのカーフに合わせてスウェードを選んだオールドアメリカンスタイルのUウィング。ヴィンテージのシューズと同じくライニングのサイドに付けられたブランドネームに小窓が装備されていたり、オリジナルのヒールなど、細かなこだわりが詰まっている。

(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)

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