旧きよきシューズショップを現代に甦らせる。BRASS(東京・世田谷)

  • 2021.11.01  2018.05.31

2007年にシューズのリペアショップとして小さな店舗からスタートしたBRASS。2012年にはオリジナルブランドCLINCHをスタートさせ、同じロケーションで店舗も拡大。建物全面にサインペイントが入ったインパクトのある外観だけでなく、その空間はウッドや使い込まれたレンガ、それにアンティークのインダストリアルファニチャーで囲まれ、かつてオーダーメイドが当たり前だったシューズショップを現代に再現している。オリジナルのCLINCHはそれまでのリペア業の経験を活かし、大量生産のシューズには失われていったビスポークシューズの雰囲気を持ったクラシカルなスタイルが特徴。マシンメイドの良さとハンドソーンの良さを高次元で融合している。いっさいの無駄を省いて美しいフォルムに仕上がるエンジニアブーツはまるでビスポークのような佇まいを見せる。
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環状七号線に面したショップ壁面は、すべてにサインペイントが入った圧巻の外観を誇る。これらのペイントはすべてNUTS ART WORKSによるもの。建物全体が看板として機能している。
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オリジナルのラストを使い、美しいフォルムを描くCLINCHのラインナップ。ベーシックなワークブーツからクラシカルなスニーカー、それにサンダルなど、バリエーションも拡大していて、あらゆるスタイルに対応する。
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クラシカルなウッドの棚やその周りを固めるインダストリアル・ファニチャーが重厚な雰囲気を作り出す。アンティークのインテリアはすべてオーナーの松浦氏が自身でアメリカなどのフリーマーケットやアンティークストアで買い付けてきたコレクションをレイアウトする。
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ジャパンカラーと呼ばれるアンティークのインダストリアルファニチャーのなかでもコレクタブルな逸品も什器としてレイアウト。ベルトはVintage Worksとのコラボレーションで、ブライドルレザーを使用している。
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オリジナルのプロダクツだけでなく、それぞれの履き手に合わせたリペア&カスタムも同時に行っている。いわゆるソールの交換から、作り直しに近いような大幅なカスタムまでをこなす熟練のクラフトマンがそろっている。
【DATA】
●BRASS(ブラス)
住所:東京都世田谷区代田5-8-12(5-8-12 Daita Setagaya-ku, Tokyo)
営業時間:12:00~20:00
定休日:水曜
電話:03-6413-1290
http://www.brass-tokyo.co.jp
※本ジャーナルは、CLUTCH BOOKSより発行している『TOKYO SHOP STYLE』を再編集したものです。
(出典:『CLUTCH web』、写真:Shingo Oura 大浦真吾、文:CLUTCH Magazine編集部)

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