やっぱりハーレーはドラッグレースがよく似合う
最近ではやや下火ながら、日本でも高い人気を誇っていたドラッグレース。重心が低く、トルクのあるエンジンを積んでいるハーレーはドラッグレースに向いていることもあり、ドラッグレース=ハーレーというイメージをもっている人も少なくないだろう。
2月中旬の平日、兵庫県多可郡にあるセントラルサーキットに到着すると、バリバリと轟音を上げる4輪車に混じって、数台のハーレーがパドックに入っていた。この日ここを訪れたのは「ドラッグフェスティバル」という4輪中心の走行会にハーレーが出場するという情報を聞いていたからだ。
走行前のミーティングのあとはさっそくレース開始。途中オイル漏れのトラブルがあったものの、全開での走行にみんな満足そうだった。
スタート地点の轟音や、タイヤの焼けるニオイ、選手のピリついた空気は、ドラッグレースでしか味わえない雰囲気だ。こんな楽しい時間、少人数でやるのはもったいない。ドラッグレースはやはり走ってナンボである。
出走前の点検は入念に。皆集中しているので、何とも話しかけにくい。でもこれぞドラッグレースという雰囲気だ。
HRCSに展示したレーサーで挑戦
昨年の「ヨコハマホットロッドカスタムショー」に展示されていた「シウンクラフトワークス」、「ホットチョップスピードショップ」、「サカイボーリング」のマシン。シウンとホットチョップはこのマシンでの初めての走行となった。
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