トラッド、プレッピーは好きなんですが、固執するのは苦手なんです。

「トラディショナルなスタイルは好きなんですが、どちらかというと真面目よりだらしないほうが自分の好みです。そこでシャツはタックアウトで、しかしだらしなくなりすぎない丈感のものをチョイスしました。ショーツのほうが爽やかな印象になると思いますが、ロング丈のパンツは暑苦しいし、年齢的にひざ小僧を出すのも憚られますし、この丈感がいいかなと。これは90年代にキャシディで展開していたもので、自分で丈をカットしたものです。
ジャケットはコードレーン生地のものでシアサッカーよりも認知度が低くコテコテにならないのでイチオシ。畝が細いので、より清涼感があって夏は実用性も実感できます。モカシンのデッキシューズは、海っぽさ控えめで好みです」
【ポイント①】アイテムのバランス。
「いまオススメしたいのが玄人好みのコードレーン。エルボーパッチ付きで、サファリジャケットをきれいめに仕上げたイメージです」
【ポイント②】ブルーで統一したタイ。
「ジャケットと合わせてブルー系で統一したタイは、夏の爽やかさを演出するのにぴったりです。インド製生地を使って京都で仕上げています」
【ポイント③】夏に欠かせない腕時計。
「オリジナルで作ったフェイスに、同じくオリジナルのリボンベルトを合わせています。夏のプレッピースタイルには欠かせないアイテムです」
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)
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