「手編み」でなければカウチンセーターじゃない。
カウチンセーターの名前はカナダのバンクーバー島に位置するカウチン湖、さらにはその湖畔に定住した先住民族「カウチン族」の伝統的な衣類に由来する。彼らの信仰や狩猟の対象となったモチーフが柄として編み込まれ、油脂を多く含んだ太い羊毛を使用することで防寒性や撥水性を高めたと言われている。ヴィンテージを見回すとサンダーバードやトーテムポール、鳥や魚、熊など、柄は様々。ジップ式やボタン留めとバリエーションは多様だが、近年見かけることの多い機械編みの“それっぽい”セーターをカウチンと呼ぶことには疑問を覚えずにいられない。
乱暴な言い方だが、カウチンは手編みじゃなければいけない。手作業こその素朴さを味わってもらいたい。60年代頃によく見られた通称「ハンター柄」を都会的にアレンジ。アウターとしての着用も考慮し、リラックス気味のフィッティングに仕上げた。男のワードローブの定番アイテムにも関わらず、ご無沙汰だった人、久々に袖を通してみませんか?
ジム×2nd シティーハンター・カウチンセーター
ヴィンテージのカウチンセーターの代表的な柄である通称「ハンター柄」を2nd流にアレンジした「シティーハンター」。機械編みにはない素朴さとヴィンテージ顔負けのデザインが秀逸。
ハイエンドからデイリーまでニット界の万能選手。
国内のハイエンドブランドからの別注も多数手がけるジムとのコラボ。日本製やカナダ製では実現できなかった「高コストパフォーマンスの手編み」。
ヴィンテージをモチーフにオリジナル柄に挑戦!
ヴィンテージのハンター柄では「猟犬&キジ」のところを「フレンチブル&ハト」に置き換えたシティー版アレンジ。カナダ製のヴィンテージに見られるコーツ&クラークをモチーフにしたWALDES 製ジップを採用。
糸の色の切り替え部分の結び目こそ「手編み」の証左。
整然と編まれた機械編みには相応の魅力はあるが、ことカウチンセーターに関しては「手編みでなくてはカウチンでない」と言い切りたい。手編みがゆえに糸色を変える際に結び目が発生していることが分かる。
クラシックアウトドアな雰囲気でどんなパンツにも合う。
ヴィンテージのカウチンはベージュが多くを占めるが本作は品のいいネイビー&ブラウン。デニムと組み合わせたスポーティなトラッドなスタイルのほか、パンツを選ばない汎用性が嬉しい。ジャケット代わり、アウターとして使い倒したい。
カジュアルだけど、品もある。
編集部ナマタメはお得意のアウトドアトラッドスタイルにカウチンを加えた。配色のおかげでカジュアルさの中にも品の良さを滲ませる。
今回も「CLUB 2nd(クラブセカンド)」で予約いただけます! 4月17日(月)12:00〜受注開始!!
2ndが運営するECサイト「CLUB 2nd」で今回の別注も予約を受け付けています。この機会をお見逃しなく!
【価格】
4万2900円(消費税込み、送料無料)
【サイズ】
S:肩幅47cm×身幅52×着丈61
M:肩幅50cm×身幅56×着丈65
L:肩幅53cm×身幅60×着丈69
※手編みの製品、また伸縮性のあるニット製品のため、多少の誤差が発生することがあります。あらかじめご了承ください。
【完全受注発注・ご購入スケジュール】
2023年4月17日(月)12:00〜2023年5月31日(水)19:00
ご配送/2023年10月下旬予定
※製作都合によりお届けが遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品お届け後のキャンセル、返品は致しかねますのでご了承ください
お問合せ/株式会社ヘリテージ 2nd 営業部 03-3528-9794
(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)
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