今話題の“倉庫古着屋”でディグってみよう! 神奈川&静岡の3店舗を調査してきた。

  • 2023.03.30

どうやら倉庫古着店って意外と掘り出し物があるらしい……。そんな噂を耳にして、向かったのは古着が大好物な20代のなかよし3人組。予想以上のスケールにおののきつつ、その実態調査にでかけた!

仲良し3人組で噂の倉庫古着店をディグる!

古着を特集するなら、外せない、倉庫古着店。数年前までは卸売り限定で営業していた店舗も最近では休日に一般開放するところが増え、ニッチな古着好き以外にも、家族連れなど古着に興味を持ち始めた層も訪れる場所になりつつある。

値段が安いのは言わずもがな、都会の古着店では見つけづらい珍しいアイテムを見つけることができるのも利点。物量が多く、狙ったアイテムを探し出すには体力と精神力が必要だが、大量の古着に囲まれ、ただひたすらに時間を忘れてディグる、そんなことができるのは倉庫古着店ならではだろう。古着店の店主との会話でよく耳にする「買い付け」を、ほんの少しだが体験できる場所でもある。

今回そんな倉庫古着店へ行くのは、プライベートでの親交も深い同級生3人組。訪れた3店舗は東京にも店舗を構える人気の店、古着初心者から玄人まで楽しむことができる。

「フィルソントウキョウストア」スタッフ・藤井大樹さん|中目黒のフィルソントウキョウ ストアで働く元帽子職人。自他共に認めるフィルソンオタク
「ユーソニアングッズストア」スタッフ・手塚章吾さん|ユーソニアングッズストアに勤める、若きトラッドマン。実はタナゴとドジョウを愛する淡水魚博士でもある
「2nd」編集部員・生田目優|編集部には昨年入ったばかりの新人。大の古着好きで、特にフィッシング系のアイテムには目がない

倉庫古着店とは?

企業やお店に向けて、卸売限定で営業をしていたところが、一般に開放するようになった古着店のこと。広い倉庫のようなスペースに多くの古着が並んだ店舗のことを倉庫系古着店とも呼ぶ。

1.savers(セイバーズ)|本当は教えたくない! 沼津で見つけた倉庫古着店。

静岡県沼津市に位置する、古着屋セイバーズ。下北沢に支店を構える人気店だ。シャッターが全て開けられた店内は風通しがよく、とても心地いい。店にはTシャツからアウターまで多くの古着が並んでおり、もちろん値段もお手頃。さらには、ネクタイや帽子など、小物を多く取り揃えている点も魅力だ。

沼津という立地柄もあるのか、都心ほど人は多くなくゆっくりと店内を見て回ることができる。

カラーリングGOODなアメリカ製! 6490円(藤井さん)
抜群なフェード感好みです! 4290円(生田目)
主役の1着はやっぱりラルフで! 1万890円(手塚さん)
ピザ屋のロゴデザインがクール! 4290円(藤井さん)
一見地味だけど…ボタンダウン!? 8690円(手塚さん)

DATA
静岡県沼津市西沢田501
TEL055-939-6936
営業/10:00~18:00
休み/水、木曜日

23peace(スリーピース)|古着登山ができる日本唯一の倉庫古着店。

神奈川県平塚市に位置する、3ピース。THE倉庫という外観、開店前から多くの客が店舗に集まってくる盛況ぶり。店内の物量は圧巻で、2階にはアウトドアコーナーとミリタリーコーナーもある。

目玉は何といっても入り口脇に積み重ねられた古着とベールの山。古着の山には靴を脱いで登ることができ、そこでのお宝探しは他の古着店では味わえない唯一のものである。

コンディション最高! 春物ゲット! 1650円(藤井さん)
良い柄+無名ブランドでワクワク。1320円(手塚さん)
I♡タッターソール。左2200円、右1320円(生田目)
太畝も良いけど、細畝がトラッド◎ 1650円(藤井さん)
アウトドアはレディースが狙い目。1320円(手塚さん)

DATA
神奈川県平塚市岡崎2976-1
TEL050-2018-7578
営業/土日祝日10:00~20:00 平日 業者限定予約制

3.西海岸|古着の大海。ここが日本の西海岸。

神奈川県厚木市に位置する西海岸、全国に76ある店舗の中でも最大級の売場面積と商品数を誇る倉庫型の店舗。見渡す限りの古着の中でも、ひと際目立つのはデニムのラック。これだけの数のデニムをいっぺんに見ることができるのはここだけといっても過言でない。

アイテムは種類ごとに綺麗に仕分けされているため、お目当てのアイテムを見つけやすく、値段も抑えめ。比較的東京からのアクセスもしやすい店舗だ。

男を漢にしてくれる名作アウター。1万3200円(藤井さん)
アメリカ製のジャンセンがこの値段!? 1430円(生田目)
バックプリントに誘われて。8250円(手塚さん)

レスキュー&バッファロー!! 5280円(手塚さん)
高密度コットン! 小雨程度なら◎ 4400円(藤井さん)

DATA
神奈川県厚木市下荻野996-9
TEL046-243-5398
営業/10:0019:00
休み/元日のみ

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 20233月号 Vol.192」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部