【今行くべき町中華】表参道住民に夏の訪れを告げる「ふーみん」の五目冷やしそば(表参道)

  • 2022.09.19

「町中華」。言葉の響きを聞くだけで、なんだか嬉しくなってしまう。店に入った瞬間、鼻から入って、脳を通って、耳から抜けていく、油の香り。厨房から聞こえる、ジュワッという最高の効果音。ああ……この気持ちを満たすために、訪れたい厳選店舗をピックアップ。ファッションエリアで長く愛される名店「ふーみん」に迫る。

青山でこの冷やし中華を食べると本格的な夏の始まりを感じる。

青山通りから骨董通りに入って 左手にある小原流会館。この地下へと降りると目の前にあるのが『中華風家庭料理 ふーみん』だ。 土地柄、芸能人やメディア関係者が足繁く通うこの店。創業51年目、青山に移転してから36年。長い間、地元の住民にもこよなく愛されている。

お客のリクエストに応えて誕生し、いまなお愛され続ける『納豆ごはん』 1500円。ランチは250円引き

その証なのか、緊急事態宣言が明けると、馴染みのお客が名物メニューを求めて、こぞって押し寄せたという。 では店がどれほどお客に愛されているか? は、メニューの成り立ちからも分かる。例えば『納豆ごはん』。このメニューは、「納豆と肉を炒めたらおいしいらしいよ」 と言ったお客の声から生まれたもの。

白米の上にレタスをのせて、炒めた納豆に揚げたワンタン、仕上げに生姜を削って散らす。食べ応えがあって爽やかな味わいを感じる。そんなメニューがひとつやふたつでないのが、この店の魅力だ。

GW頃から提供開始される季節メニューで醤油だれと胡麻だれが選べる『五目冷やしそば』1650円。ランチは150円引き。茹で上がった麺をさっと締めて、ザルの中に麺と氷を一緒にしないのがポイント

そして夏、おすすめなのが『五目冷やしそば』だ。GWごろから開始する季節限定メニュー。冷水で締めた細麺にのっているのは、キュウリ、焼豚、鶏肉、もやし、わかめ、トマトにゆで卵。五目といいながら、7種の具材がトッピングされている。

中でも、もやしの食感がよい。醤油だれと胡麻だれをどちらか選んですすれば、口の中いっぱいに夏を感じることができる。開業当時から訪れるお客さんは少なくない。ハイブランドが立ち並ぶ街・表参道の家庭料理がここにある。

夏野菜の鮮やかさとスパイシーな味が絶品『牛ハラミと彩り野菜の黒こしょう炒め』2350円

SHOP DATA
中華風家庭料理 ふーみん
東京都港区南青山5丁目7-17 小原流会館 B1F
TEL03-3498-4466
営業/11:30 16:00(L.O.15:30) 18:00 21:30(L.O.21:00)
休み/日曜祝日、第1月曜定休

情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「2nd 20229月号 vol.186」)

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