あの定番ブランドの隠れた実力派、“ウラ定番”を探せ![前編]

2nd』の創刊以来、幾度となく紹介してきた名ブランドの定番アイテム。レンドに左右されることなく、いつの時代も愛され、注目され続けてきた定番品に隠れ爆発的な人気とは言わないまでも、安定して支持を集めてきたアイテムも少なくない。そんな名ブランドのウラ定番なる銘品たちを紹介する。

1.Paraboot(パラブーツ)

【定番】ミカエル、シャンボード

アルプス・チロル地方の山岳帯で伝統的に作られてきたチロリアンシューズを元にデザインされたミカエルとベーシックなデザインに上品な印象を受けるU チップのシャンボード。どちらもパラブーツを代表する人気モデルとして愛されている定番。各71500

【ウラ定番】ティエール

フランスのシューメーカーとして、長い歴史を誇るパラブーツ。日本ではあまり馴染みのないティエールだが、本国フランスでは長年展開しているモデル。デザインは1960年代に誕生したもので、履き口とタン部分にクッションが入っており、スニーカーやコンフォートシューズのような快適な履き心地が大きな魅力だ。 3センチの厚底ヒールに4つのアイレットがティエールの特徴。46200

パラブーツの大きな特徴である自社製のソール。硬過ぎず、軟らか過ぎずに、弾力のあるソールは歩きやすさに定評がある。耐久性の高いことでも知られる
ティエールの特徴でもあるつま先の立体的なモカ部分。アッパーとソールはイタリアのシューズブランドに多く見られるマッケイ製法が採用されている

【問い合わせ】
パラブーツ 青山
TEL03-5766-6688
https://paraboot.shop

2.BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)

【定番】ポロカラードレスシャツ

ワードローブ必須のアイテムであり、ブルックス ブラザーズの代名詞でもあるポロカラーシャツことオックスフォードBDシャツ。元を辿れば、英国のポロ競 技の選手たちが、風で煽られないように襟を身頃にボタン留めしていたことから1896年に開発された。2900

【ウラ定番】スーピマコットン ポロシャツ

ポロ競技がデザイン源であることはBDシャツと同じだが、よりカジュアルなポ ロシャツも同社が長年、手掛けてきた銘品のひとつ。生地に丈夫でしなやかな繊維のスーピマコットンを使用することで、一般的なコットンよりも柔らかな肌触りが特徴、かつストレッチ繊維も入っているため、着用感も抜群。スポーティなアイテムながら左胸のゴールデンフリースがトラッドな印象だ。11000

前見頃と後身頃の長さが生地の折り返し分ほど異なる裾デザイン。これはパンツにタックインした際、動きの多い後ろ裾がウエストから出づらくするため
最高の品質を求める象徴として1850年にブルックス ブラザーズの店のドアに 掲げられて以来、ブランドのシンボルとして使われてきたゴールデンフリース

【問い合わせ】
ブルックス ブラザーズ ジャパン 
0120-02-1818
https://www.brooksbrothers.co.jp

3.L.L.Beanエル・エル・ビーン)

【定番】ボート・アンド・トート、ビーン・ブーツ

エル・エル・ビーンが最初に手がけたプロダクツであるゴムのボトムに革のアッパーを縫い付けたビーン・ブーツとコットンキャンバス製のトートバッグは、同ブランドの代表作。どちらも創業から一貫して、自社工場にて作られる長い歴史を誇る。上7590円、下23100

【ウラ定番】オリジナルフィールドコート

初めてカタログに登場したのは 1924年。重労働にも耐え得る丈夫なコットンキ ャンバスをアウトシェルに採用したハンティングコートとして誕生。約1世紀に わたり、仕様をほとんど変えることなく作り続けてきたジャケットは、フロント 5つの大きなポケットと襟、袖裏には防寒のためのコーデュロイ生地が付けられており、デザインの大きな特徴となっている。25300

オーセンティックな 配色が目を惹くチェックのライニングは 綿100%のフランネル素材。同じくウール素材のライニングを装備したモデルもラインナップされる
ベンチレーション付きの脇の下にはマチが設けてあり、肩はバイスイング・ショルダーを採用することで、上半身の動きを妨げない機動性も確保されたテデザイン

【問い合わせ】
エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター
0422-79-9131
https://www.llbean.co.jp

4.Levi’s(リーバイス®

【定番】501(MADE IN THE U.S.A.)

1950年代を境にワークウエアからファッションアイテムへと昇華し、いまや誰 もが知るカジュアルウエアの超定番として不動の地位を築いてきたリーバイス ®501®。ファッション界における最大の発明品とも言える501®の普遍性は、 次世代でも揺らぐことはない。19800

【ウラ定番】ステイプレスト(スタプレ)

誕生は1964年。コーデュロイパンツと並び、ノンデニムを代表するプロダクツ である通称「スタプレ」は、シワになりにくく、穿き慣らしても使用感が出にく いことから、綺麗めなカジュアルスタイルにひと役買ってきた裏定番の名にふさわしい逸品。レギュラーフィットはもちろん、今季はゆったりとしたシルエットで、裾先に向かって広がるフレアがラインナップに追加された。11000

フロントはファスナー開閉式。トップボタン部分にはヴィンテージデニムのディテールでもあるVステッチが採用され、細かな仕様へのこだわりが窺える
ホームベース型のバックポケットにリーバイス®の象徴でもあるアーキュエットステッチが入れられる。ポケット脇にはビッグEの黒タブが付けられている

【問い合わせ】
リーバイ・ストラウス ジャパン
0120-099-501
https://www.levi.jp

5.Ray-Ban(レイバン)

【定番】ウェイファーラー(RB2140)

(Ray)を遮る(遮る)という意味を持つサングラスブランドとして生まれ、数々の銘品を輩出してきた同ブランドだが、なかでも超定番と言わざるを得ない のがウェイファーラーだろう。サングラスをファッションとして昇華させたのも このモデルだ。23980

【ウラ定番】クラブマスター(RB3016RB2176)

ウェイファーラーの誕生から約30年後の1980年代にデビューしたサーモント型 のクラブマスター。デザイン自体は1950年代から存在していたものの、『JFK』や 『マルコム X』などの映画でも着用され、レトロで知的な印象から、人気のモデルとなっている。またクラシカルなフォルムをそのままにフォールディングモデルも支持を集める。上37070(フォールディングモデル)、下23980

クラシカルなディテールはノーズパッドにも見られ、一般的なネジ留めではなく、ダキ足と呼ばれる2本の足で抱え込むように留められた仕様となっている
中央のブリッジ、テンプル部分が折りたためるようにモダナイズされたクラブマスターのフォールディングモデル。コンパクトに収納できるため持ち運びに便利

【問い合わせ】
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 
0120-990-307
https://www.ray-ban.com

情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「2nd 20229月号 vol.186」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

こだわりの最上級へ。リングを複数繋いで作られるブレスレットは、究極の贅沢品

  • 2026.03.17

創業から29年にして新たな局面を迎え、“地金から新たな素材を作り出す”という手法に行き着いた「市松」。『自在地金屋 無双』をその名に掲げて作られたブレスレットは、一点一点手作りでサイズのブレが生じるためリミテッドモデルとして製作。放たれるただならぬオーラは、職人の工夫と根気によるものだ。 誠実に地金...

理想を詰め込んだ名門・麻布テーラーの至極のブレザースーツ。まさにこれが長く愛用できる“一張羅”だ 

  • 2026.03.16

チープシックとは、ただお金をかけずにファッションを楽しむことではない。自分にとっての“一張羅”とも呼べる一着を持ち、長く愛用することこそがその真髄である。理想のデザインを具現化し、身体にも馴染む。パーソナルオーダーの名門・麻布テーラーで“とっておき”を仕立てよう。 麻布テーラーのオーダーメイドでチー...

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

中目黒の名店「PLEST」が仕掛ける、究極のデニムセットアップ受注会が開催中! シルバー925ボタンの圧倒的存在感を見逃すな

  • 2026.03.16

中目黒に拠点を構え、ヴィンテージへの深い造詣と現代的なエッジを融合させるブランド「PLEST(プルスト)」。彼らが放つ新作デニムセットアップの受注会が、3月15日(日)よりスタートしている。 デニムセットアップにシルバー925ボタンという選択肢を。 今回の目玉は、なんと贅を尽くした「シルバー925」...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

Pick Up おすすめ記事

円盤投げのアイコンが目印! アメリカ生まれの定番スウェット「DISCUS」ってどんなブランド?

  • 2026.03.19

1973年に誕生して以来、キャンパスや街の日常とともに歩んできた「ディスカス」。派手さはないが、気づけばいつも身近にあり続ける。そんな等身大のスウェットブランドの魅力を、ブランドの背景とアイテムから紐解いていく。 米国のリアルが育んだちょうどいいスウェット 1973年、アメリカ・ヴァージニア州で誕生...

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

理想を詰め込んだ名門・麻布テーラーの至極のブレザースーツ。まさにこれが長く愛用できる“一張羅”だ 

  • 2026.03.16

チープシックとは、ただお金をかけずにファッションを楽しむことではない。自分にとっての“一張羅”とも呼べる一着を持ち、長く愛用することこそがその真髄である。理想のデザインを具現化し、身体にも馴染む。パーソナルオーダーの名門・麻布テーラーで“とっておき”を仕立てよう。 麻布テーラーのオーダーメイドでチー...

中目黒の名店「PLEST」が仕掛ける、究極のデニムセットアップ受注会が開催中! シルバー925ボタンの圧倒的存在感を見逃すな

  • 2026.03.16

中目黒に拠点を構え、ヴィンテージへの深い造詣と現代的なエッジを融合させるブランド「PLEST(プルスト)」。彼らが放つ新作デニムセットアップの受注会が、3月15日(日)よりスタートしている。 デニムセットアップにシルバー925ボタンという選択肢を。 今回の目玉は、なんと贅を尽くした「シルバー925」...

待望のカスタムオーダーが再始動!シルバージュエリーはメイドインジャパンにこだわりたい

  • 2026.04.01

ネイティブスピリットを宿したシルバージュエリーで多くのファンを魅了してきたARIZONA FREEDOM。2026年春夏シーズンより、待望のカスタムオーダーがついに再始動。既存のデザインをベースに組み合わせ次第でこれまでにない自分だけのオリジナルのシルバーを形にできるのが最大の魅力だ。熟練した職人に...