▼トラッドに欠かせない10の名品はこちら!
1.上品な素材合わせを意識しながら 軽さのあるフレンチ靴で遊んでみる。|「ボンビュー」大島拓身さん
オーセンティックなブランドを愛好する大島さんにとって、バブアーは外せない銘柄だ。
「ビデイルは、着ていくことでエイジングが楽しめて自分のものになっていくところがいいですよね。オイルドクロスが使われたラギッドなアイテムを少しだけモダンに、上品にスタイリングするのが好きです。カシミヤのニット、ウールのスラックス、シルクのストールを合わせています。本来なら足下にはブローグシューズを置くところなのでしょうけど、バレエシューズで知られるレペットで軽さを出してみました」
2.オーバーオールを使ってアメリカンな着こなしに。|「GMT」三浦由貴さん
乗馬用のジャケットとして生まれたビデイルは、オイルの抜けた風合いを楽しむなら、三浦さんの着たオリーブがテッパン。
「ビデイルは、ショート丈でバブアーの中では合わせやすいモデルではありますが、これでBDシャツなどではあまりにもひねりがありません。ただトラディショナルな雰囲気を壊したくもないので、ヴィンテージのオーバーオールをセレクト。ここでデニムだと浮 いてしまうので、爽やかさもあるホワイトのツイルに。足元はモカシンでアメトラのテイストもプラス」
3.ショート丈を活かしたレイヤードテクが光る。|「ディストリクト ユナイテッドアローズ」森山真司さん
あえてボタンをすべて閉じた個性的なコーディネートを披露してくれた森山さん。そのポイントは、ビデイルの特徴であるショート丈を逆手に取ったレイヤード術だ。
「インナーにしているのは、アンダーカバーイズムのショップコートなんです。ショート丈のジャケットに、あえて長いレングスのインナーを着るのがマイスタイル。このショップコートを買ってから、このような合わせば かりしています。ただルーズにならないよう、ボトムスはスラックスを合わせてバランスを取っています」
(出典:「2nd 2022年9月号 vol.186」)
Photo/Satoshi Ohmura, Shigeki Tsuji, Nanako Hidaka, Akane Matsumoto, Shunichiro Kai Text/Shuhei Sato, Kiyoto Kuniryo, Okamoto 546, Kazuki Imanishi Illustration/Daiki Kosaka
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