清涼感のあるブルーと素材感でサマートラッドを成立。
ファッション業界のリビングレジェンドのひとりである八木沢さん。ご本人のキャラクター同様に、どこか肩の力が抜けたリラックス感あるサマートラッドスタイルに。
「サマートラッドスタイルと聞いて、イメージ的にはプレッピーがしっくりと来ます。アイビーリーガーたちの夏休みを想像しながらスタイリングを組むとうまくいくかなと。個人的にはピンクやグリーンなどのカラーリングか、ベルトや時計などの小物遊びで夏っぽさを演出するのが好きですね。アイテムはベーシックなものが基本です」
- カーディガン/コティディエン、BDシャツ/セロ、パンツ/コロナ、シューズ/コンバース、時計/キャシディ ホームグロウン、ベルト/バロンズハンター
「原宿キャシディ」八木沢博之さんのサマートラッドな愛用品。
タピアロサンゼルスのジャケット
実力派デザイナーであるマイケル・タピアが手掛けるブランド。「リネンを使ったジャケットで、アンコン仕様のためカーディガン感覚で使っています。洗濯機で洗うことで風合いを出した」
アイビースポーツのTシャツ
アイビーテイストのプリントT。「これはペンシルベニア大学のもの。アイビーリーグに所属する大学がすべて展開されています」。6月11日発売予定。7480円(原宿キャシディ03-3406-3070)
エンジニアドガーメンツのポップオーバーシャツ
半袖のBDシャツは、プルオーバー型の方が1 枚で絵になりやすい。「シャンブレー生地を使ったベーシックなデザインですが、シルエットが絶妙なんです」2万5300 円(原宿キャシディ)
トップサイダーのスニーカー
90 年代にデッドストックで購入したというトップサイダーは70s もの。「これはレディーズなのですが、メンズでも履けるサイズだったので即決。夏の定番として長年履いているんですよ」
◆
夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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