1.雰囲気作りにひと役買う、スタイリッシュな「アロエ」。
アロエ・シリアス
「誰でも知っている観葉植物であり、万能薬としても知られるアロエ。中でも『アロエ・シリアス』は、ちょっと変わった形が面白くてオススメです。笹の葉のような細長い葉の形は、いつもの部屋をモダンな印象に変えてくれます」
[お手入れの方法]
窓辺など、日当たりと風通しのよい場所に置けば問題なく育つ。水やりは土が乾燥したらあげればOK。水やりが少なくてすむので、植物を枯らした経験のある人も安心!
2.個性的なビジュアルとお手入れの楽さで人気の「チランジア」。
チランジア
「原生地では樹木の幹や岩などに着生して生育している『チランジア』(エアープランツと呼ばれることも)。空気中の水分を吸い育つので、水やりの心配があまり無いのも人気の理由です。花瓶との組み合わせも楽しめます」
[お手入れの方法]
水分が貯まった状態だと腐るので、サンゴ石や軽石などをいれて瓶の中にある程度水分が保たれるままにしておく。乾燥と水分を極端に好むので、水やり後はしっかり乾燥させる。
3.見た目に反して、育てやすいのが嬉しい「トラフアナナス」。
トラフアナナス
「幅のある細長い葉に虎縞のような斑が入ったパイナップル科の『トラフアナナス』は、男性人気が高い植物のひとつに挙げられます。葉が放射線状に広がっているので部屋のアクセントとして置くのもイイですし、初心者でも育てやすい種類なんです」
[お手入れの方法]
葉が重なっている筒の中にも水をあげよう。この部分がタンクのようになっているため、水をあげるタイミングもわかりやすく、日光もそこまで必要としない。
4.盆栽のように自分好みの形に変えていける「ソフォラミクロフィラ・リトルベイビー」。
ソフォラミクロフィラ・リトルベイビー
「マメ科の1種で、3mmほどの小さい葉と細長い小枝が可愛らしい印象。小枝を切ると真横に伸びていくので、自分の理想とするフォルムに育てることができるのが最大の特徴。安くて手軽にできる盆栽と思ってチャレンジしてみましょう」
[お手入れの方法]
日光が入らない暗い部屋に置いておくと、葉を落として枯れてしまうので注意。枯れたら水をたくさんあげること。耐寒性に優れていて、寒さには強し。
5.成長の度に根上がりしていく姿がクールな「セローム」。
セローム
「成長する度に根上がりしていくビジュアルがカッコいい『セローム』。いつもの見慣れた部屋もセンスのいいショップのような雰囲気に変えてくれる力を持ちます。見た目に反して買いやすい値段と、枯らしにくいのでモノグサでも問題ありません」
[お手入れの方法]
光が必要な植物なので、窓の近くに置いてあげること。逆に冬は寒くなるので、夜は窓から離してあげて。冬は地面も寒くなるので、棚などの床ではない場所に置くのがベスト!
自分はズボラだから……と、これまでグリーンを置くのをあきらめていた人も、まだ早い。無理なくグリーンライフをスタートして、心地よくって自慢したくなるマイルームを手に入れよう!
教えてくれたのは……スタイリスト・石田有佑さん
洋服のスタイリングだけでなく、祐天寺の「SEIN」をはじめとする植物を駆使した空間ディレクションやプロデュースでも活躍中のスタイリスト。代表をつとめるUI PRODUCTでは、自身が仕入れた植物を販売している。http://uiproduct.com
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