書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX1600

ノイキャン性能2倍、低音の音質爆上がりの第2世代AirPods Pro先行レビュー

  • 2022.09.22

明日、9月23日に発売になるAirPods Proを、発売に先立ってお借りして試用した。先に結論を言うと、3万9800円という値段は安くはないが、日常のオーディオ体験を爆上げするアイテムだと感じた。一見、初期モデルと変わらないように見えるが、あらゆる面において体感性能が向上しており、買って損のないアイテムに仕上がっている。

一見変わらないように見えるが、全然違う

iPhone 14シリーズを含め、最近のアップル製品全体に言えるのだが、派手な新フィーチャーはないので推す記事を書くのは難しいのだが、実際に使って見ると、あらゆる部分の性能が向上していて非常に満足感が高い。

花火を打ち上げる必要はなく、性能を磨き上げていけば、ユーザーは幸せになる……と確信しているように思える。クルマに例えて言うなら、ターボも派手なリアウィングもないが、加速は良く、コーナーは滑らかで、快適に速く走れている……という感じかもしれない。

空間オーディオの効果と相まって、迫力の低音!

まず、一番肝心な音質についてだが、おなじみのアップルらしいニュートラルなクセのないもの。しかし、空間オーディオの効果もあって、楽器がひとつひとつ分離して感じるし、いつものアップル製品と違って、低音の迫力を強く感じる。

低音は強いが他の音に影響を与えずに、しっかりと分離されて迫力を感じるのが素晴らしい。それぞれの楽器が別々の位置に定位している感じが非常に強い。わずか11mmのドライバーで、これほどの音が出せるのかと感心してしまう。

最新の空間オーディオは、音の方向だけではなく位置も表現してくれる。

目の前にボーカルがいて、鼻先数センチでリップノイズまで聞こえたかと思ったら、ギターはサイドを駆け抜けていき、ベースやドラムはその背後から聞こえてくる。空間オーディオ対応の映画を見るのも楽しい。ジェット戦闘機が背後から耳元をかすめて、前に駆け抜けていく感じが音だけで分かるのだ。いろいろな映画をこの環境で見直したくなるほどの快感だ。

不愉快な音をキャンセルするノイズキャンセリング

ノイズキャンセルも『2倍』と言うだけあって、効き方が強力。

とはいえ、単に周囲の音が聞こえなくなるというのではない。

工事の音や、地下鉄のブレーキのキーキー音など、耳障りで不快な音だけがキャンセルされて、柔らかな環境音が残るという感じの仕上げ。アップルらしい自然なノイズキャンセルとなっている。

さらに『外部音取り込み』の性能も上がっている。アップルの『外部音取り込み』の機能は、外側のマイクで収集した音を耳の中に再現する機能なのだが、まったくAirPods Proの存在を感じなくなるほど上手く外側の音を再現しているのだ。

機能をオフにすると、ゆるい耳栓をしたように外の音が聞こえにくくなるのだが、『外部音取り込み』をオンにした途端、普通に音が聞こえるようになる。アップルの『魔法』の強力さを思い知る瞬間だ。

イヤーチップはXSが追加され、4サイズとなった。多くの人の耳に負担なくフィットするイヤフォンだと思うが、それでも合わない人はいるようなので、気になる人は事前に試着することをお勧めする。アップルのイヤフォンが合う人なら大丈夫だと思うのだが。

今買うなら、絶対に第2世代がお勧め!

外形も機能も、第1世代のAirPods Proとほとんど同じだが、すべてにおいて上回っている。

世間には「価格が下がってるショップがある初代を買うのもお勧め!」なんていう記事も上がっているが、絶対にそんなことはない。

3年分の性能向上はしっかり込められているので、今買うなら絶対に第2世代AirPods Proを買った方がいい。

と言いつつ、初代を持っている筆者は、第2世代を追加して買うかどうか迷っているのだが。第2世代の方が絶対にいい。しかし、まだちゃんと動作している初代を無駄にするのもなぁ……。USの249ドルという価格を見ると、円安さえなければ……即買いなのに! と悔しく思ってしまう。

(村上タクタ)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部