自宅敷地内に、小さな趣味の小屋を作ってしまったプラモ好き。

自宅の庭に設置した木の匂いのする小さな小屋。扉を開けると、そこは趣味の模型で満載の宝箱のような空間が広がる。自宅の内部に作るのとも、ガレージを活用するのとも趣の異なる、小屋が丸っと趣味部屋になった趣味人ならば真似したくなる空間づくりをお届け!

オーナー/村上尚史さん

村上さんの愛車は、本誌281号で紹介した1977年シェビーバンカスタム。ミニカーだけでなく、看板やアメリカ雑貨も大好き。

タイニーなMyホビースペース。

神奈川県の海岸近くに住む村上さんは、大好きなプラモデルやミニカーを保管する場所として自宅敷地内に専用の小屋を設置してしまった。大きさはおおよそ3坪。自宅と似た板材を使用しているキットを購入して仲間と組み立てた。室内は決して広くないが、入口ドアと採光窓を除いた壁面はすべて棚となっており、大小さまざまなプラモデルやミニカーが並ぶ。

小屋はおおよそ3坪。壁面にはすべて棚が設置され、天井までコレクションが並ぶ。採光のために設置した窓際には作業テーブルを設置

「ここで好きなものに囲まれてると、忙しい日常をリセットできるんです。自分の生活にとって必要な場所ですね。プラモの数ですか? おそらく1000個は軽く超えていると思います」

壁面に所狭しと並ぶプラモデルコレクション。そのほとんどがamtやRevellといったアメリカ製が多い。学研が販売した日本語版はかなりレアだそうだ

ちなみに村上さんは1977年式のシェビーバンを所有しており、アメリカンカルチャーが大好き。そんなわけでコレクションルームの中は大半がバンやピックアップ、そして18輪トレーラーといったアメリカの働くクルマが占めている。

コレクションの中には貴重なものも多いため、換気のために定期的に風を入れ替えてコレクションの状態キープ……と称して今日も村上さんは小屋の中。大好きなものに囲まれて至福のひとときを過ごしている。

「中でもレアなのは?」の問いに「これかな」と見せてくれたのは、VAN NATIONALS というミニカー2台で競争ができるコースのキット。このような完品の入手はかなり難しく貴重なモデルとのこと

大好きなカーモデルと過ごす休日。コレクションの一部を拝見!

プラモデルだけでなくミニカーのコレクションもかなりのもの。中でもジョニー・ライトニングがシェイプも良くお気に入り。働くクルマを中心にコレクション中。

室内の照明はアメリカのプールバーで実際に使用されていたプールテーブルライトをチョイスする。

村上さんは働くクルマのミニカー以外にもGIジョーや18輪トレーラーなども大好きだそうで、コレクションの量も徐々に増加中。

(出典/「Lightning 2021年9月号 Vol.329」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「BEORMA」140年の伝統を受け継ぐ、英国屈指のレザークラフト

  • 2026.10.21

英国トラッドを語るうえで欠かすことのできない存在がレザークラフトだ。140年の歴史とクラフトマンシップを受け継ぎ、現代のスタイルにも馴染む唯一無二のプロダクトを生み出す〈べオーマ〉は、その筆頭となりうる存在だ。 熟練職人の魂宿る伝統のレザークラフト 英国中部の小さな町・ウォルソール。革加工・馬具産業...

気鋭のアイウエアブランド「CUBITTS」が描く、クラシックとモダンの共鳴

  • 2026.10.19

18世紀から20世紀にかけて眼鏡産業の世界的な中心地であったものの戦後、衰退の一途を辿ったロンドン。この地で2013年に創業した「キュービッツ」は当時を彷彿とさせるクラシックスタイルをモダンに昇華させた独自の世界観を築く気鋭のブランドだ。 伝統と現代とを繋ぐアイウエアの研究所 「キュービッツ」は伝統...

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

19世紀から英国紳士に愛され続ける世界最高峰のハンドメイド傘

  • 2026.10.19

年間を通じて降水頻度が高い英国において傘は必需品。ひいては英国紳士を象徴するプロダクトのひとつだ。その中でも、旧くから英国王室や上流階級の紳士たちに愛されてきたFOX UMBRELLAS(フォックス アンブレラズ)は最上級の存在である。 手作業から生まれる圧倒的な造形美 真のトラッド好きは服だけでな...

Pick Up おすすめ記事

原毛から生地まで。一貫生産を守る英国生地の名門「ムーン」とは?

  • 2026.10.19

服を突き詰めていくと辿り着くのが生地。トラッド好きなら一度は耳にしたことがあるであろう英国の名門が「ムーン」だ。羊毛から紡績、染色、織布を一貫して行う英国最後の生地メーカーが誇る伝統のモノづくりに迫る。(写真は、生地の製造において重要な“織り”の工程。タテ糸とヨコ糸をゆっくりと交差させ、チェック柄が...

金子ノブアキが着る【REDKAP × FREAK’S STORE】

  • 2026.10.21

長い歴史を持つワークウエアブランド〈レッドキャップ〉と〈フリークス ストア〉のコラボアイテムを金子ノブアキが今の感覚で着こなす。年齢を重ねたからこそ楽しめる服のこと、ブランドが持つ哲学のこと、そしてこれから大切にしていきたいこと。45歳を迎えた金子さんに、ファッションと生き方について話を聞いた。 タ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

ヒートツイードとは? 軽くて薄くて暖かい、英国派に捧ぐ革命ツイード

  • 2026.10.26

〈トラディショナル ウェザーウェア〉が誇る人気シリーズ、ヒートツイード。英国ツイードのオーセンティックな雰囲気はそのままに、驚くほど軽く、保温性の高いオリジナル生地。一度味わうとやみつき間違いなし! 英国らしくも、軽くて暖かなツイード生地は現代的ヘビーデューティ素材の最適解である。 【コート】ブラン...

東洋エンタープライズが手がける「ゴールド」。高品質な素材選びに一切の妥協なし。

  • 2026.10.20

1965年に創業した日本屈指の老舗メーカー東洋エンタープライズ社が手がける〈ゴールド〉。同社が得意とするヴィンテージへの膨大な知見と技術力の高さを活かしつつも上質にモダナイズしたものづくりに定評がある。着用時のシルエットはもちろん、高品質な素材選びに一切の妥協をしないこと。それこそがシンプルな服に深...