真冬のパリ、ロンドン、ニューヨーク。CLUTCH Magazineの十八番は世界の洒落者ポートレートだったのだが、ここ3年、編集部スタッフは得意技を想うように発揮できなかった。せいぜい年に一回がやっと。しかし状況は好転し、思い切って世界を股にかけてみた。
2月発売だからシーズン最後となる真冬のリアル。レザー、アウター、ブーツなどやはり真冬のファッションは見どころが多い。レイヤードスタイルも盛りだくさん。そんなコーディネートは見るのも楽しい。CLUTCHMAN、CLUTCHWOMANたちのスタイルを150人分。思い切って詰め込んだ巻頭特集。様々な個性がぶつかり合う誌面を堪能してほしい。春を迎えに行く前に、冬コーデをおさらい。秋になったらまた開いて、最低2回は楽しむべし。
いつもに増してヴィンテージ感の強い号になっているのは、ヴィンテージのリーバイスやレイバン、クルマやバイクも詰まっているから。
昨今の古着ブームのど真ん中にいる若者たちにも、大人が語るオーセンティックヴィンテージに驚いてもらいたい。オッサンたち、本気だぜ。
CLUTCH Magazine vol.90 4月号
https://club-lightning.com/products/clutch_202304_vol90