クラッチマガジンはロンドンに「CLUTCH CAFE」という拠点を持っています。本誌の世界観を具現化したセレクトストアなのですが、スタッフは英国のヴィンテージ・ヘリテージマーケットに精通した者が多く、顧客だけでなく、ファッション業界、ヘリテージ業界の人々が集まるコミュニケーションスペースにもなっています。クラッチマガジンが英国カルチャーを得意とするのは、こんな理由です。
クラッチマガジン12月号は渾身の英国カルチャー特集。テーマは「BRITISH ICON」。
日本国内の英国好きに、それぞれの英国の象徴を紹介してもらっています。クルマはヴィンテージのジャガー、ロータス、レンジローバーなど。バイクは1930年のノートンが登場します。ファッションアイテムはもちろん、フットボールにまつわるアイテムをBIRITISH ICONとして紹介してくれる方も。
また、ロンドンからは英国ファッションを語る上で重要な5人が登場。Lewis Leatherオーナーのデレック・ハリス氏、EASTMAN LEATHERのギャリー・イーストマン氏という英国レザージャケット界の重鎮が登場しています。
2021年秋冬コレクションがファッションマーケットを賑わしているタイミングの号です。当然のことながら、この秋冬の注目アイテムを多数ピックアップしています。しかも、特集に合わせて英国ゆかりのプロダクツが多いです。
人気連載「THE LISTED PRODUCTS」は、いまや世界各地のヘリテージスタイル好きの間で憧れのブーツとされている「CLINCH」をピックアップ。古都・奈良で桃山時代から続く、赤膚焼きの窯元取材などバラエティに富んだコンテンツ構成でお届けします。(CLUTCHmagazine編集長・松島)