ロサンジェルスを拠点に、小さな体と重たいカメラで写真を撮り続けるフォトグラファーMaiko。実際にMaiko自身の足で訪れた、話題のスポットや立ち寄ってみたくなるようなショップをMaikoの目線から切り取って紹介する。
今回は1982年から続くフリーマーケット、Long Beach Antique Marketをご紹介。毎月第3日曜日の朝5時半から午後2時まで開催されるこちらのマーケット。5時半に入場すると12ドル、6時半以降だと6ドルで入場できる。Good House Keeping Magazine、Los Angeles Magazineなどの雑誌で取り上げられたことから評判が広まり、今ではアメリカでトップ10のフリーマーケットにランクインするほどの人気イベントだ。
駐車料金は無料。混雑しすぎて駐車場待ちの渋滞が出来ることもあるローズボウルに比べて、楽に駐車できるのも嬉しい。
ラインナップは古着、ツール、おもちゃ、自転車、小物等幅広く揃うが、インテリアが最も充実している印象。古着はローズボウル、インテリアはロングビーチで探すというローカル達も多いのではないだろうか。
レトロで可愛いキッチンガスコンロは1930年代から’50年代のもの。値段は2000ドル前後。
出店数は800以上とローズボウルのちょうど半分くらいだが、マーケットの規模は今もなお広がり続けており、出店は2~3年待ちという噂も。とにかく広いローズボウルは一度気になったものを買いに戻るのも一苦労だが、それに比べてロングビーチは場所を見失うほどは大きくない。頑張れば2周、3周くらいは歩いて回れるだろう。しかし、人気のフリーマーケットのため、気になったものはもちろん即決がベスト! Maikoも撮影中に気になったマガジンホルダーがあったのだが、少し時間を置いて戻るともうほかの人がGETしていた。
マーケットは14時までだが、13時を過ぎると出店者は少しずつ片付けを始めるので、早めに行くのがベター。ロングビーチを訪れたら、早起きをしてぜひ立ち寄ってほしいスポットだ。
【DATA】
●Long Beach Antique Market
住所:4901 E Conant Street Long Beach, CA 90808
電話:323-655-5703
営業時間:5:30~14:00(毎月第3日曜)
http://www.longbeachantiquemarket.com/
●Maiko Naito 内藤真依子(フォトグラファー)
静岡県出身。都内の大学を卒業後、マスコミ関係の仕事に携わる。退社後、心機一転しフォトグラファーとしてハワイへ移住。仕事を通じて技術と語学力を身につけ、2015年に以前から憧れていたロサンジェルスへ。クリエイター集団Seven Bros. Picture所属(http://seven-bros.com)
(出典:『CLUTCH web』、写真:Maiko Naito 内藤真依子、文:CLUTCH Magazine編集部)
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