ユルりとヤル、アーレンネスレッドショベル再生【vol.14】

  • 2025.09.08

前回から刊行サイクルが隔月刊になったゆえ、今月の取材は余裕しゃくしゃくと思っていたものの、なぜか、またしてもシメキリに追われるハメとなってしまったこのコーナー。まぁ、毎度×2、同じようなペイント修復作業を繰り返していたので、はたして何人の読者サマがこのページを待ち望んでくださっているかは定かでないが、ともかく今回もレッツ・ら・スタート。格調高い『クラブハーレー』誌の中で、最も薄い内容を自認する連載をオッ始めたいと思う。

誌面の空気を変えるため今回は「ヌマオ式」の荒技敢行

で、今回の作業の内容は、去る3月28~30日まで『東京モーターサイクルショー」があった関係上、「ヨシムラ」や「ハーレーダビッドソン ジャパン」、「BMWモトラッド」などの公認ペインターを務める「グランツ」さんが多忙を極めたゆえ、ナカナカ作業場にオジャマするタイミングがなかったというのが正直なトコロ。かくゆうワタクシめも本業の原稿書きやらキャメラマン仕事、バイクのブローカーやら運び屋やらと何だかんだ忙しい日々を送っておりまして、昨日はフクシマ、今日はオオサカ、明日は愛媛のマツヤマにフクイなど、なぜか全国を飛び回るうち、こんな時間になってしまったというのが現状である(2025年4月29日現在)。

で、そのお仕事の中に今回の本誌のショベル特集で編集部アメミヤからキャメラマンとして「サンダンス」さんの「スーパーXR︲SH(ショベル)コブラ」の撮影を依頼されたのだが、その際にボソっと言われたリクエストが「あの連載もボチボチと次の展開にいきたいところですねぇ」という編集者としての至極真っ当な御意見。もちろん、マトモに作業をしたとてマダマダ次の展開に行ける展望もなく、相変わらずのミガキ作業に終始するコトは目に見えていたので、今回はムリクリにページのムードを変えるべく、いつもと違う雰囲気でページをコサえてみたのが正直なトコロだ。そう、今回のコンセプトはハーレー専門誌の中でハーレーどころかバイクすら登場しないページをシレっと展開する『ヌマオ式』で誌面をオシススメルこととなった次第である。

まぁ、こうしてクダラない言い訳をしているコトからもお察しのとおり、フリーランスらしくアレやコレやとお仕事をコナしているウチに、いつのまにか締め切り直前になっていたというのが実はホントのところなのだが、ここ最近の時間の経過の早さといったら、まるでクリストファー・ノーラン監督作品の『インターステラー』のように時間の経過が異なる違う時空の惑星に降り立った気分。ホント、アッちゅう間に世間はゴールデンウィークに突入し、すぐにハーレージャパンの「ブルースカイヘブン」の時期になり……という予測が立つのだが、だからこそ、そんな感覚に負けないようなスピード感でアーレン・ネスの名車であるレッドショベルをトットとコサえ、ヒトクギリつけたいと思っているのも本音だ。

ということで今回は、まるで旅日記のような内容となってしまったのだが、確かにアメミヤの指摘どおり過去の誌面を並べて眺めてみると、ともすればトランプの「神経衰弱」ができるんじゃないかと感じるくらいに、どれも似たようなページの展開……ともすれば「前回の写真と原稿とラフをブチ込んでしまってもバレないんじゃね?」というフトドキな気持ちも芽生えそうになったんだが、そこはグッとこらえ、とりあえずこのページを作った次第である。

ま、結果としてアメミヤの要望どおりページの雰囲気は変わったのだが、今回はまるで関西万博が開催されたにも関わらず、まだパビリオンを建設中の『ネパール館』のスタッフになったような気分。「いつになったら完成するのやら」と件のタテモノについてはSNSでも話題になっているそうだが、このレッドショベル再生記も同じテツを踏まないよう気を引き締めて、この先の作業をススメていきたいところである。マジで次号こそはガチで「次の展開」に進む予定である。(あくまでも予定)

変化を求めて、タマにはほかのお仕事のようすをご紹介っす

本誌アメミヤからリクエストされるまでもなく、毎度、毎度の同じ画ヅラにワタクシめ自身もヘキエキしてたのも正直なトコロ。で、今回はブローカー業のホンダ・フリーウェイ改ラビットの仕入れのようすからスタートっす。

「そろそろ連載も新しい展開がほしいっすねぇ(苦笑)」というアメミヤの言葉を受けて過去の誌面を確認してみると14回中、8回が似たようなページ。マジでなんとかしなければ。

大学時代の友人が数十年ぶりにバイクがほしくなったとのことでヤフオクで「GSX750S」を 仕入れ、試乗&整備。一体、何屋なんだか自分でも分かりませぬ。

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