ほかにない存在感! ”グースネック”のショベルに首ったけ。

高校時代に免許を取得し、バイクに乗っていた川瀬さんだったが、その後取り消しになってしまう。それからかなりの年月が経ったある日、「遠藤オートサービス」の患っている川瀬さんは「人生最後の衝動買い」のつもりでオーダーした。そこから免許を取り直し、ショベルができあがるまでの繋ぎの車両として「スポーツスター」も購入。そして翌年、待ちに待ったグーススタイルのショベルが納車された。

ショベルのグースネックは人生までも変えていく

注文したときにわかっていたことだが、曲がらない、止まらない、ポジションは窮屈。そしてとにかく乗りづらい。でもそのカッコよさに代わるものはない。何種類かのエンジンが選べたが、ロッカーカバーの形状からショベルヘッドを選んだ。納車されたままでは飽き足らず、ハンドルやファンネルなどをワンオフで製作し、ピンストやエングレーブを施してもらった。そうするうちにさらに愛着が沸いて、いつしか自分にとって唯一無二のバイクとなった。

メインテナンスも自分でやるようになりガレージも作った。ショベルを介していろいろな人たちと繋がる。カスタムバイクを購入したことでライフスタイルも世界観も変わった。ショベルヘッドを搭載したグーススタイルには、そんな力があるのかもしれない。

川瀬さんにとって唯一無二の愛車と過ごす時間は至福のとき。乗るようになってからミーティングやカスタムショーにも参加して新しい体験や刺激も受けた。ショベルはシンプルなので整備や簡単な修理も自分で行い、乗りづらさなども楽しんでいる。photo/Ken

唯一無二のローフォルム!!

グースネックフレームに備えたスプリンガーフォークに太いフロントタイヤで低く構えた独特のルックス。タンク容量の少なさを補うためにサブタンクを追加している。

グースネックのフレームと独特のハンドル形状でライディングポジションはかなり制限される。タンクのピンストライプは「ホッピングシャワー」に入れてもらったもの。

レザーシート、ブレンボキャリパーなどはコンプリート車両のパーツ。ピンストやエングレーブ、ワンオフのブラスパーツなどを追加して自分らしさを加えていった。

ベースは1976年の「FLH」でエンジンはストックの1200㏄。購入後にブラス製のファンネルやペグ類、タンクキャップなどをワンオフで製作して装着している。

(出典/「CLUB HARLEY 2025年6月号」)

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