2ページ目 - ハーレー乗りに愛される、 “メイド・インUSA”のH-Dカスタムの鉄板ブランド

  • 2025.07.19

PERFORMANCE MACHINE[ パフォーマンスマシン ]|アメリカっぽさを印象づける足まわり系削り出しパーツの先駆者

映画『イージー☆ライダー』が全世界に衝撃を与えたころ、それまでの「ベック」や「ブコ」といった大手老舗メーカーが合併や倒産し、それに代わる新メーカーが次々と誕生した。その要因のひとつが、「NASA」の高度な技術が民間に放出されたこと。これによってベイエリアの若きビルダーたちが業界の常識を変えるハイテクカスタムを次々と生み出したのだ。

そんな中、ハーレーショップの修理工だったペリー・サンズが1970年に「チョッパー スプリング マシン」というリペアショップをオープン。これが現在も高い人気を誇る「パフォーマンスマシン(PM)」の原点だ。

当時はホンダが市販車で初めてディスクブレーキを採用した「CB750four」を発売したころで、ハーレーユーザーの間では従来のドラムブレーキからディスクへと改造するカスタムが流行。そこで独自のブレーキシステムを開発し始めたことが現在のPMの礎となっている。

やがて1980年代に入り、CNC旋盤を用いてアルミから部品を削り出す技法が浸透し、業界初の削り出しキャリパーを製造。また、このころからビジネスが安定したこともあって、新たにホイール製造にも着手。PMのピカピカに輝く足まわりはこの時代に確立したのである。以降はブレーキ&ホイールメーカーとして足場を固め、現在のようなトップブランドへと成長していったのだ。

1980年代にバイク雑誌に掲載されたPMの広告では、まさにブレーキシステムをアピールしていた。

カリフォルニア州のロングビーチで1970年にオープンしたリペアショップ時代の写真。店名に「CHOPPER」を使うほど、当時の西海岸ではカスタム熱が浸透していたことがうかがえる。この後、PMへと社名を変更した。

【注目アイテム】125×4B 4 Piston ダイレクトボルトオン フロントキャリパー (M8対応)

クロム

コントラスト カット

昔からのファンならば、ピカピカに輝く削り出しのブレーキキャリパーこそがPMの真骨頂と感じるハズ。現在は、クロム仕上げだけでなくコントラストカットやゴールドなどバリエーションを増やし、ユーザーの好みに寄り添った展開をしている。

ズラリと並ぶ組み立て前のキャリパー。PM製パーツはアメリカらしさを演出できる絶好のアイテムで、ハーレー用としてだけでなく国産メーカーのカスタムなど各方面から人気があった。

【問い合わせ】
スズキ&アソシエイツ 
TEL0563-55-4700 https://www.customworld.jp

(出典/「CLUB HARLEY 2025年4月・5月合併号」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部