いかにもアメリカのデニムらしさも併せ持った変わり種の1本で

20代にして個性的なトラッドスタイルに定評のある庄子さんは、ジャケットにデニムを合わせるという定番のスタイルに対するこだわりも人一倍だ。
「スラックスやチノパンをただデニムに変える、というのではなく『このデニムじゃないと成り立たない』とまで思えるようなコーディネイトが理想です。今日はジャズマンのジョン・コルトレーンをイメージしたマドラスチェックのシャツをベースに、本来はチノパンかウールスラックスを合わせるところをシンチバックというクラシックなディテールを持ちつつ、股上はやや浅いといういかにもアメリカのデニムらしさも併せ持った変わり種の1本を選びました」

主役のデニムはこちら! リーバイスの[702]
珍しい700番台のリーバイスは、いわゆる日本企画の復刻モデル。製造された年代は定かではないが、フロントのボタンフライやバックのシンチバック、赤耳などのヴィンテージリーバイスのディテールを踏襲。

(出典/「2nd 2024年6月号 Vol.205」)
Photo/Nanako Hidaka,Ryota Yukitake,Satoshi Omura,Yoshika Amino Text/Masataka Kirita,Tamaki Itakura,Kihiro Minami,Yu Namatame
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