コードバンの革靴の「鏡面磨き」に挑戦!

  • 2024.04.26

基本的なアイテムのメンテ方法を知っただけではまだまだ満足できない。革靴ラバーを虜にするコードバンは、鏡のような美しい光沢感が魅力であり必須条件だが、自分でやっても新品時のような輝きが出せない……そこで、「アナトミカ 東京」店長・山根領太さんにコードバン靴の半歩先を行く、少しマニアックなメンテ方法を教えてもらうとしよう。

「アナトミカ 東京」店長・山根領太さん|世界中の洋服好きが注目す「アナトミカ」の国内旗艦店の店長。入社以降、革靴を延べ300〜400足は磨いたのだとか。「オールデン」のコードバン靴を3足所有している

鏡面磨きのポイントはココ!

・全面を光らせるのではなく、さりげなく光ることを意識
・人間の肌と同様に、優しく扱うことが重要

1.準備

羽根部分もしっかりと磨くことができるようにシューレースを外し、革が張った状態にするためにシューツリーを入れる。その後、クリーナーなどを塗る時にその効果を半減させてしまうホコリを落とすために丁寧にブラッシング。

2.クリーナーで汚れを落とす

過去に塗ったワックスの層を溶かしながら除去する工程。クリーナーを適量クロス(手ぬぐい)に取り、円を描くように優しく塗る。革を傷めないように調合されている〈ブリフトアッシュ〉のクリーナーを使用(本人私物)。

「ブリフトアッシュ」のシュークリーナー

3.クリームを塗って栄養を入れる

シワの入りやすい甲の部分を中心にクロスで全体に馴染ませていく。革を長持ちさせるためにも最も大切な工程。クリームは、本場フランスの「アナトミカ パリ」でも使用しているというオールデンのもの(本人私物)

「オールデン」の栄養クリーム

4.ワックスを入れる

ブラッシング後、鏡面させるためのワックスを指で塗っていく。さりげなく光らせることを意識し、トゥとヒールを中心に薄く広げるイメージ。ワックスも「アナトミカ パリ」と同様にサフィールのものを使用(本人私物)

「サフィール」の鏡面磨き用ワックス

5.ワックスのムラをなくしてからブラッシング

ワックスと水をクロスにつけてさらに薄く全体に引き伸ばしていく。ここが鏡面させる上で最重要だといい、水を付けすぎると白く曇ってしまうことも。最後に山羊毛のブラシでムラを整えれば完成。ブラシがない人はクロスでも可。

(出典/「2nd 2024年5月号 Vol.204」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部