新東京人の皆さん、ジャパンブランドの最高峰に触れるなら「アーチ南青山」へ。【東京ショップ案内】

  • 2023.06.20

この春から上京している新・社会人や学生に向けて、メンズファッション誌「2nd」がおすすめするショップをピックアップ。北海道で絶大な支持を得るセレクトショップ「アーチ」の東京2店舗目となる南青山は、ユーロミリタリーやワークを軸に、そこへアジャストするアイテムを厳選。優良な日本ブランドも揃う同店もまた押さえておきたいショップに違いない。

世界も注目する日本発の最先端を知る。

アメリカやヨーロッパもいいが、日本ブランドも今や海外から高い評価を得ている。その最先端を知るならここは格好の場所だろう。北海道で絶大な支持を得るセレクトショップ、アーチが東京初進出を果たしたのは5年前。そして22年末、満を辞して2店舗目を青山にオープンした。

ユーロミリタリーやワークを軸に、そこへアジャストするアイテムを厳選。ユニークなのは、一部に新品と古着を混ぜて陳列されている点だ。自ずと着こなしのイメージが湧くその仕掛けは選ぶ楽しさをさらに広げる。

その一翼を担うのが日本ブランド。ボンクラやウティ、ケネスフィールドなど、どれもが深みのある背景と真摯なモノづくりに定評のあるところばかり。彼らが生み出す、トレンドに左右されない旧きよき定番服は、年齢を重ねても袖を通すことのできる名品ばかりだ。

スタッフ・今村高嶺さん

2階奥に配されたアンティーク什器。そこにはミリタリーやワークの希少なヴィンテージウェアが陳列されている。その脇を固めるのが、日本やヨーロッパを代表する実力派ブランド。業界内でも評判のモヒートや生地に別段のこだわりをもつパリ発のケーシーケーシーなどが顔を揃える

オープンを記念し、モヒートのデザイナーの山下裕文氏が採算度外視で製作したプラチナ4連とゴールド3連の7デイズリング。クロコダイルのポーチ付き。ファサードはパリにあるアナトミカがモチーフ。オリジンのえんじ色に対し、こちらはモダンな街並みに溶け込むシックなブラックで

「アーチ南青山」おすすめアイテムを厳選紹介!

1.ランデヴー オー グローブ

長きにわたりバイヤーなどを経験してきた前淵俊介氏が2012年、お店と共に立ち上げたランデヴー オー グローブ。親交の深い北イタリアの老舗シャツブランド、ギローバーとの協業は、ランデヴー オー グローブのシャツパターンをベースにしているため、同社のアーカイブにはない唯一無二の一着に。3万5200円

2.ウティ

デザイナーの宇多悠也氏は、フランスの伝統的な技法や染色法をベースに製作する。フレンチヴィンテージの造詣も深く、その背景はこのパンタロンブルースからも。縫製箇所の多いM-47らしさを念頭に手抜きなど一切せず真摯に向き合った一本で、ヘンプを15%ほど取り入れながらハリ感とサラッとしたタッチを両立させた。3万9600円

3.ボンクラ

USヴィンテージのコレクターでも知られる森島久氏がディレクターを務めるブランド。こちらは今季の目玉でもあるブランド12周年記念モデルだ。ヴィンテージのワークジャケットをベースに、生地は今では現存しないオリジナルのインディゴダックを採用する。6万9300円

4.クラシカ

アーチが初めて扱った日本ブランド。2004年の設立以降、デザイナーの河村耕平氏が掲げる“過去と未来の共存”にブレはなく、各国のヴィンテージにモードやネイティブを絡めた独自性は健在。こちらは仏海軍のセーラーシャツでも使われていたラミー生地を再現、同国のワークジャケットをベースに製作した一着。リネンとのミックスはハリがあり、着心地はドライ。6万9300円

5.ケネスフィールド

某セレクトショップのディレクターを勤めてきた草野健一氏が作るウエアは、アメトラを背景に1900年代初期から今にいたるあらゆる年代のカルチャーが注ぎ込まれる。こちらは、スポーツコートの中にも着られるシャンブレーというテーマで製作された。他のアイテムもご覧になりたい方は、系列のアーチ東京へ。2万6400円

【DATA】
アーチ南青山
東京都港区南青山6-2-6 ハイム青山
TEL03-6434-1203
営業/12:00~20:00
休み/火曜
アクセス/表参道駅出口より徒歩8分

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)

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