夏も断然革靴派なメンズは、レザーサンダルを選ぶ。

  • 2022.07.05

断然革靴派ならば、サマートラッドを洒脱に仕上げたいはず。ならば、やっぱりレザーサンダルに登場してもらうほかない。ショーツに、チノに、スラックスにと、各種のボトムスと好相性で、即座にもれなく夏らしい涼感や抜け感を運び込んでくれる。アッパーとフットベッドにレザーを用いたタイプをチョイスしておけば、これまたもれなく大人の余裕や落ち着きが醸し出されるから、一足二鳥や三鳥の効果があるのだ。そこで、この夏取り入れたいおすすめレザーサンダルを6タイプ紹介しよう。

1.グルカサンダル

19 世紀に英国領だったインドで傭兵として組織されていたグルカ族の兵士。彼らが履いていたシューズに由来するのがグルカサンダルだ。トゥやヒールがオープンになったサンダルとは違ってホールド力があり、抜け感と洗練の絶好バランスがアドバンテージとなる。

ブルスケッタシューズ

50 年代に北アフリカで展開するフランス軍の砂漠部隊に支給されたレザーサンダル、TYPE-1 をデザインソースにアップデート。アッパーはバケッタレザーで、クッション性の高いスポンジソールは交換も可能。4万8400円(ブラス 03-6413-1290)

2.トングサンダル

草履やビーサンといったオーセンティックな履きものに使われてきた機構がトングだ。焼肉店やパン店で使うトングのように、甲部分のパーツが二股状になっているのが特徴。肌の露出が多いため、リラクシングムードの発散力は最強。

サンダルマン

ブランドの代表作[501 ビーチワイド]。アッパーにホーウィン社のクロムエクセルレザーを採用。硬さの異なる3層のミッドソールは、アーチサポートにより足裏にフィット。ビブラムのピラミッドソールを備える。2万7170円(ジャラーナ御徒町駅前通り店 03-3834-0966)

3.ストラップサンダル

こちらは複数のストラップによるデザイン性の高さが惹きのポイントとなるタイプ。見た目のバリエーションが豊富で個性を打ち出せる。フットベッドの内部でストラップが1 本につながっているタイプもあり、職人技に万歳三唱だ。

パラブーツ×インターナショナルギャラリー ビームス

しなやかなディアスキンで製作された[ウーベア]。らせん状のストラップ、クッション性のあるフラットなゴムソールを装備して、インソールには「Paraboot for InternationalGallery BEAMS」。4万4000円(インターナショナルギャラリー ビームス 03-3470-3948)

4.ワラチサンダル

もともとは革紐を交差させて編み上げるメキシコのハンドメイドサンダル。ネイティブのメキシカンが履いていた革製の靴を起源にして、ソール部分に古いタイヤをリサイクルしてデザインされたものが一般化。50 年代にはアメリカでリゾートサンダルとして人気に。

ラ ボーム

ポーランド文化の中心地とも言われる南部の都市クラコフで1989 年に創業したブランドの人気モデル。紐状にした1 本の革を職人がソールのなかに編み込んで製作。アッパーの革からEVA ソールまでポーランド製。2 万8600 円( トゥーファンデーション 06-4963-3687)

5.サボ

つま先から甲までを大きくカバーして、踵を露出させたデザイン。ヨーロッパの農民が履いていた靴で、北欧のスウェーデンが発祥地とされるサボは、元来は木材をくり抜いてつくった木靴のこと。ソックスと合わせて履くと、ほんのりと柔和な印象が醸し出される。

スロウ

カジュアルサンダルを得意とするイタリアの職人が手がけた逸品。生産はイタリアだが、日本人の足に合うラストを選んでいる。アウトソールは軽量で耐久性に優れたビブラムの#2621リップル、通称シャークソールだ。3 万9600 円( スロウ自由が丘 03-5731-3374)

6.ダブルモンク

ドレスシューズでお馴染みの意匠、ダブルモンクストラップ。これをレザーサンダルのアッパーに取り入れたタイプを選べば、遊び心と適度な落ち着きの両得が可能に。夏のトラッドスタイルにおいて大胆な余裕を演出したいなら、迷わず履けよ、履けば分かるさ。

トウキョウサンダル

環境に配慮したタンナーにて製作されたカウレザーでダブルモンクデザインのアッパーに。ライニングとの間にスポンジをはさみ、履き心地に配慮。軽さと耐久性に優れたオリジナルのスポンジソールは修理が可能。4 万3780 円(ザブーツ ショップ 03-3843-0833)

(出典/「2nd 2022年8月号 Vol.185」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部