業界人のこだわり愛用靴とは?「エディット&コー」代表・柴谷修さんの名門ブランドの名作4足。

トラッドな服好きたちには、決まって革靴愛の強い人が多い。まるで我が子を愛するかのようにそれぞれの革靴に名前をつけて……、とまではいかないが、所有する靴ひとつひとつにストーリーがあって愛着を持って育てているということには間違いない。ここでは、彼らの膨大なコレクションのなかから、とっておきの4足を厳選。今回は、「エディット&コー」代表・柴谷修さんの愛用靴を拝見!

大先輩の金言に背中を押され揃いも揃えた名門の名作たち。

ジャケット/ チンクワンタ、カットソー/ セントジェームス、パンツ/ タンジェント、ソックス/ブレシアーニ

以前勤めていた商社に、怖い……いや格好いい大先輩がいまして(笑)。その方から言われた言葉で印象に残っているのが「やるならプロを目指せ」です。商談相手はいうなれば洋服のプロたち。そのため、気後れしないよう着こなしにも気を遣いました。

そこで自信をもたらしてくれたのが名門の一足でしたね。しかも、パンツの太さや丈感によって合わせるモデルも変えていました。今はフレンチトラッドを軸に各国の名モデルをミックス。安定感のある名門のさりげないエレガンスが奥行きを生みます。とはいえ、まだまだ大先輩の足元にも及びませんが。

クロケット&ジョーンズ|国内でタッセル熱が高まっていた数年前、ロンドン出張時に出会ったのがこのローファー。しかも、日本ではあまりお目にかかれない形らしいです

【周囲と一線を画す一足】 ジェイエムウエストン

ゴルフはジェイエムウエストンの名作に数えられるモデル。当然、履いてらっしゃる方も多くいると思います。なので、8年前に購入した際オプションでキルトをつけました。

【上司の助言を実感した一足】ジェイエムウエストン

「サイドゴアは持っておけ」との上司の助言から、ちょうど出張へ行き始めた26歳頃手に入れました。その言葉を現在は実感中。クラシックスーツのハズしとして活躍しています。

【大先輩から影響を受けた一足】ジョンロブ

憧れの大先輩が着こなしに取り入れているのを見ていつかは、と心に決めていたジョンロブのロペス。念願叶ったのは10年ほど前で、ダメージデニムの足元に合わせています。

断然革靴派な皆さんの靴選び、コレクションを拝見すると、次なる一足への欲望がふつふつとわいてくるはず。ぜひ参考に、出会いを求めて街へと出かけてみてがいかがでしょうか?

(出典/「断然革靴派 2nd 20224月号増刊」)