何年経っても色褪せないスニーカー、アーティファクトバイスペルガ。

  • 2021.10.26  2021.09.05

「アーティファクト」とは、工芸品や文化遺産を意味する。その言葉通り、細部にわたるまでこだわりが詰め込まれた「アーティファクトバイスペルガ」は、創業100年を超えるイタリアの老舗スニーカーブランド、スペルガのプレミアムラインだ。

イタリアのディーゼル社でデザインを手掛けていたこともある菅谷鉄兵氏をデザイナーに迎え、スペルガらしい上品な佇まいはそのままに、ヴィンテージの意匠を取り入れた玄人好みのラインナップが揃う。

どんなライフスタイルにもマッチする、ワーク、ミルスペック、デック。

今季で3シーズン目となるコレクションは、これまで同様「ミルスペック」「ワーク」「デック」のカテゴリに分けられており、それぞれのライフスタイルに合った一足を選ぶことができる。「ミルスペック」であれば、ハイカットとローカット、というようにそれぞれのカテゴリで2つの型を展開。さらに、今シーズンはワントーンのアイテムが増えたため、スタイルに取り入れやすくなった。

ということで、3つのカテゴリをもとに2ndスタッフのコーディネイトを披露。様々なスタイルにマッチする「アーティファクトバイスペルガ」の底力を堪能してほしい。

主役級の存在感を誇る「ミルスペック」でコーディネイト。[パピー高野編]

クローゼットの大半がヨーロッパブランドで占められているパピー高野は、「上品」なアイテムが大好物。イタリア生まれのスペルガをプライベートでも愛用しており、「ローテクなのにどこか品のあるデザイン」がお気に入りなのだとか。今回は、日本製キャンバスのアッパーに、スペルガの1950年代製ワークブーツに使われていたカレンダーソールを搭載した「ミルスペック」カテゴリから2足を着用。

ベルギー軍のヴィンテージミリタリーパンツと合わせたパピー高野お得意のスタイリング。

「ミリタリーアイテムとの相性が抜群なのはもちろんですが、やはりスペルガが本来持ち合わせている“上品さ”にボクは惹かれてしまいます。革靴を履きたいコーデの時に、スペルガを履いてみる。そうすることで違和感なくコーディネイトにもハマるし、ほどよくハズしになります。ベレー帽やスカーフなどヨーロッパらしいアイテムとも相性がいいんですよ」。

2体目はアメカジらしいアイテムをミックス。「スウェットパーカやベースボールキャップなど、スポーティなアイテムを取り入れてみました。全体的にはカジュアルなんですが、光沢感のあるミリタリージャケットやホワイトのパンツなど、やはり品の良さを意識しています。そういうコーディネイトって「上品」と「カジュアル」の比率がキモだったりしますが、スペルガはバランサー役が上手なので、サッと取り入れられる。いい意味で八方美人なスニーカーです」。

モールスキン素材を使用した「ワーク」でコーディネイト。[おすぎ村編]

2ndの元編集長おすぎ村は、古着を中心としたコーディネイトが得意。スニーカーは普段からよく履いており、その所有数は現在約20足程度。かなりのファッション玄人であるおすぎ村が履くのは、モールスキン素材をアッパーに使用した「ワーク」カテゴリの2足。

一見、合わせるのが難しそうな鮮やかなブルーカラーを、アウターとの色合わせで存分に活かしたコーディネイト。

「今回僕はどちらのコーディネイトも、スニーカーを主役にして考えてみました。特にキーワードになるのは“色”。アウターは靴との色合わせでブルー系をチョイス。また、ハイカットのスニーカーを履くときは、しっかり全体が見えるようなパンツを合わせたいので、8分丈くらいのパンツをロールアップしています。」

「2体目は、全体的な色味をワントーンで統一しています。“ワーク”カテゴリは色味が独特なので一見ハードルが高いように感じるかもしれませんが、色合わせしてあげることで格段に洒落感がアップするのでおすすめです。逆に独特な色味だからこそ、玄人感が増すと思いますよ。ローカットスニーカーはくるぶしが少し見えるくらいで履くのが好きなので、パンツは9分丈のスラックスにしました。アクセントとして肩にはカーディガンを巻いています」。

最も軽くカジュアルに履きやすい「デック」でコーディネイト。[吉村さん編]

2ndでもお馴染みのスタイリスト、吉村さん。とにかくベーシックなアイテムを好む彼は、3つのカテゴリのなかでも、もっともカジュアルで履きやすい「デック」の2足でコーディネイト。飾らない「リアルな普段の恰好」に取り入れてもらった。

「嘘偽りなく、ありのままの私服に合わせてます(笑)。いつもなら革靴を履くところを、ブラウンカラーの“デック”にしてみました。基本的にかなりカジュアルな恰好をすることが多いので、“デック”のラフな雰囲気は合わせやすいです。あ、そういえばインナーがボーダーTシャツなので、“海”でテーマが合ってますね(笑)。3つカテゴリがあるので、テーマ合わせでコーディネイトするのも楽しいかもしれません」。

「“デック”というテーマなので、トップスのカラーは海を意識したブルー系で。カーディガンが好きなので、2体ともあまり変わり映えしていないですけど、そこがまた僕らしいですね(笑)。“アーティファクト”はつくりがいいので、僕みたいに普段の恰好にサッと取り入れるだけで大丈夫。しかもデックは、合わせやすさ抜群です。スペルガの“プレミアムライン”ではありますが、肩ひじ張らずにガシガシ履きましょう!」

パピー高野は「品の良さ」、おすぎ村は「色」、吉村さんは「カテゴリテーマ」と、合わせる基準の異なる3人。そのいずれにもばっちり応えてくれるのは、ベーシックだけど技術とこだわりをもって作られたアーティファクトバイスペルガだからこそ。そういった普遍的なアイテムこそ長く愛用できることは間違いない。

また、ここで紹介した合わせ方はあくまで各個人の意見であり、履く人によって合わせ方は自由。さあ、あなたならどう合わせる?

価格

ミルスペック ハイカット1万6500円、ローカット1万4300円
ワーク ハイカット1万6500円、ローカット1万4300円
デック 外羽根1万1000円、内羽根1万1000円

詳しくはこちらから

【問い合わせ】
カメイ・プロアクト
TEL.03-6450-1515

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部