俺たちが夢中になって読んだ昭和マンガ
ギャグ、SF、青春、恋愛、オカルト、ファンタジー、スポーツなどなど、昭和40年男が子どもだった頃には漫画のジャンルも多様化。大人にとってみれば幼稚なようでも、昭和40年男はそこから大きなメッセージだったりユーモア、訓示をたくさん受けとっていました。そうやって漫画を読みあさりながら、気がつけば自分自身の人生や人格形成に大きな影響を与えられていることを知り、また、読んでいた当時の生活状況や環境、手に取った本の装丁や形や重みは、今も忘れることができない実体験として尊い思い出になっています。デジタル時代の今とは確実に異なる質感、コンプライアンスなどほとんどなかった時代の自由な表現を体得したこの世代ならでは漫画体験を振り返り、懐かしみ、その魅力を検証していくのが今回のテーマです。ご期待ください!
特集冒頭は本誌連載でお馴染み、そして日本漫画史のリビング・レジェンドである江口寿史さんへのインタビュー。最近はイラストレーターとして認知されることも多い江口さんですが、我々世代にとってはやはり漫画家なんです。その江口さんに昭和漫画についての話をうかがいました。
芸能界きっての漫画好き、そして昭和40年男、とくれば話を聞かないわけにはいかない。前回、ヘヴィメタル特集以来、4年ぶり3回目の登場となったタメ年の古田新太。取材の挨拶や説明をする間もなく、漫画話に突入しました。
戦う男の人生の悲喜こもごもを、ロックに乗せて歌う怒髪天の増子直純。ヒーローや敵役、そんな単純には割り切れない人間のサガを少年期に教えてくれた漫画への熱き思いを語る。
タイム・トラベル「1976年」〜『俺たちの旅』人気絶頂で迎えた最終回
テレビ史に輝く青春ドラマの名作『俺たちの旅』が約1年の放送を終えたのは1976年秋。カースケ役、そして主題歌を歌った中村雅俊に、最終回の思い出から9月のコンサート、そして監督を務めた映画の話を伺った。
連載インタビュー「兄貴の流儀」〜秋野太作
人生の先輩を訪ね、話をうかがってきた「兄貴の説教」がリニューアル。第1回はかねてからの念願だった、秋野太作が登場。『俺たちの旅』他多くの作品でなじみ深い名優に話を聞きました。
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