コスメポーチの中身も公開! メイク男子のこだわり対談【宮永えいと×後藤晃成】

  • 2023.05.04

アラサーのメイク男子のおふたり「GO TODAY SHAiRE SALON所属スタイリストの宮永えいとさんと、「NOVAN」所属スタイリストの後藤晃成さんが、メイクをするようになって気づいたこと、今ハマっているアイテムなどを披露。TPO対応や肌のコンディションが変化する大人だからこそ、知っておきたい貴重な情報がどんどん飛び出した!

シンプルで奥深くてマニアックなメンズメイクの世界を探求しています。(宮永さん)

右)「GO TODAY SHAiRE SALON」宮永えいとさん|みやながえいと。『ゴートゥデイシェアサロン』所属スタイリスト。1990年8月1日生まれ。東京都出身。日本美容専門学校卒業。身だしなみブランド「RETØUCH」(レタッチ)を展開 左)「NOVAN」後藤晃成さん|ごとうこうせい。『ノーヴァン』所属スタイリスト。1992年6月16日生まれ。岐阜県出身。名古屋理容美容専門学校卒業

—— メイクを始めた きっかけを教えてください。

宮永 もともとずぼらな性格でメイクには興味がなかったのですが、サロンで店長をしていた2526歳の頃に、働きすぎて顔が疲れまくって、2週間連続でお客さまから「えいとさん、疲れてますね」と言われてしまい……。これはプロとしてよくないなと思い、スキンケアを始め、明日から改善するためにファンデーションを手に取ったのが最初です。

後藤 よっぽど疲れて見えたんでしょうね……。僕はずっと人(女性モデル)にメイクをしていたので、自分の肌に対しても普通より敏感なせいか、年齢と共に自分の肌のアラが気になり始めたのがきっかけです。本当に無意識に自然とメイクを始めていました。

——メイクのやり方はどうやって学んだのですか?

宮永 女性と同じですよね。

後藤 そうですね。僕の場合は肌質が女性と違うくらいで、やり方は全部女性と一緒です。やってみて、やったほうがいいなと思いました。くすみもカバーできますし、清潔感が出る気がします。

宮永 たしかに。でも女性の場合は色使いでかわいくすることができますが、メンズに「色」はなかなか使えないじゃないですか? だからこそシンプルで奥深い世界だと思ったんです。「色は」使えないから「影」とか。ニキビを隠すのにもあれこれ重ね塗りするのではなく、塗る角度にこだわったり。マニアックなんですよね。そういうのがおもしろくてどんどん探求するようになりました。

後藤 わかる気がします。

宮永 スキンケア+メイクをしたことによって気持ちもシャキッとしたといいますか。疲れて見られないようにしようという意識が生まれましたね。実際、ベースを塗る+心の変化で、見事にお客さまから「疲れてますね」とは言われなくなりました。

——メイクを始めてみて、難しいと感じたことはありますか?

後藤 自分のダメな部分を客観視しないといけないのがしんどいです……。宮永 あー、それめちゃくちゃありますね。あるある!

後藤 毎日鏡でお客さまは見ていても、自分の顔は見ませんから、メイクを始めて改めてよく見てみたら、毛穴が開いてるなとかクマがすごいなとかに気づき……。客観視できないと直せないんです。

宮永 本当にそうですよね。自分を俯瞰で見ることができる男性は少ないと思います。だからまず、どこを直せばいいのかがわからない。でも1週間じっと見ていればわかるようになります。

後藤 女性は中学生くらいから自分の顔と向き合っているのですから、すごいと思います。

まずはBBクリームで肌を整え、クマをコンシーラーでカバーしてみましょう!(後藤さん)

——最近、お気に入りのアイテムを教えてください。

宮永 僕はスキンケアがメインなので、BBクリームにはこだわっています。自分に合う物を探すために、通販で2030種類購入してとにかくいろいろ塗ってみました。

後藤 すごい!

宮永 そのなかでわかってきたことがあって。1トーン明るくしたほうがいい人もいるし、しなくていい時もあります。逆に1トーン暗くしたほうがいい人もいるし、いい時もあり、TPOに合わせて使い分ければいいことに気づきました。僕の場合は明るくも暗くもないキープトーンを使用していますが、写真や動画を撮るなら1トーン明るくし、夜の会食の時は1トーン暗くして落ち着いた印象に見せるというように使い分けています。

後藤 なるほど。僕はいろいろ使うタイプなので、下地とファンデーションがお気に入りですが、最近はアディクションの「メイクアップ フィックス マイクロミスト」をよく使っています。乾燥を防いで保湿しつつメイクのもちもよくしてくれるので、1カ月に1本ペースで使っています。

宮永 へぇ~。よさそうですね。保湿で言えば、僕は夜のトナーパッドにハマっています。

後藤 インスタで見ました!

宮永 パックは顔に広げるのが面倒ですし、手がヌルヌルするのもイヤなんです。

後藤 液が垂れますしね。

宮永 そうそう! 韓国で流行っているトナーパッドは朝の拭き取り美容液にもなりますし、そのまま貼ればパックにもなるので、重宝しています。あと、日焼け止めも買いました。男性は全員塗ったほうがいいと思います。顔に「塗る」ことに慣れてなくてもSHISEIDOメンの「クリアスティックUVプロテクター」なら使いやすいと思います。

——これからメイクを始めたい人へアドバイスを。

宮永 いきなりハイブランドの物ではなく、ドラッグストアで売っているBBクリームからスタートするのがいいと思います。

後藤 たしかに! メンズはすぐハイブランドに行きがちですからね。

宮永 自分と雰囲気が近いユーチューバーの方が使っているアイテムをマネして使うのがおすすめです。

後藤 最初はBBクリームを塗って肌をナチュラルに整え、コンシーラーでクマをカバーする、というところから始めるのがよいと思います。眉は眉サロンで整えるのがいいですよね。

宮永 僕もそう思います!

宮永さんのポーチの中身公開!

左上から時計回りに)
バランシング チューナー(コーセー)
グリーンタンジェリンビタC トナーパッド(グーダル)
クリアスティックUVプロテクター(SHISEIDOメン)
スキンケアシェーバー ラムダッシュ 3枚刃 ES-MT21(パナソニック)
ブルー セラム アイ(シャネル)
キュレル 美白ケア フェイスクリーム(花王)
キソピュアエッセンス(基礎化粧品研究所)
/すべて私物

左上から時計回りに)
BBクリーム 0102(レタッチ)
アイブ ロウペンシル(DTRT)
アイブロウパウダー(DTRT)
(シャネル)
ノーセバム ミネラルパウダー N(イニスフリー)
ボーイ ドゥ シャネル リップボーム(シャネル)
アドバンスド スムージング コンシーラー(THREE)
コンシール バー(FIVEISM×THREE)
/すべて私物

後藤さんのポーチの中身公開!

左から)
クリアアップローション(IPSA)
コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム(コーセー)
ザタイムRアクア(IPSA)
レチノール(チューンメーカーズ)
ウィッチヘーゼルエキス(チューンメーカーズ)
VC-20 ビタミンC誘導体(チューンメーカーズ)
PH センシティブ クリーム(SAMU)
/すべて私物

左から)
BB クリーム(レタッチ)
ファンシーラー(&be)
ティンテッド モイスチャライザー ブラーリング(ローラ メルシエ)
アイブロウペンシル(RMK)
ライトリフレクティングセッティングパウダー ブレスト N(NARS)
精油カラーリップスティック( パブリック オーガニック)
メイクアップ フィックス マイクロミスト(アディクション)
/すべて私物

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典:「Men’s PREPPY プラス メンズヘアメイクBOOK Vol.2」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部