穿き続けたからこそわかる作りのよさ。

都内でも人気エリアの中目黒。アールアトリエ中目黒は住宅街にあり、どちらかというとのどかな雰囲気が漂っている。オーナーの小花亮介さんは、元々天神ワークスの革職人だった。2016年に独立し、奥様の彩加さんとレザークラフトワークショップを立ち上げる。今年がちょうど10年目。レザーアイテムを制作する傍ら、週に3~4回ワークショップを開き、今では参加者の7割は海外からの旅行者だという。
お二人共、ジーンズは好きで昔からよく穿いているそう。
「ジーンズに関しては、リゾルトの林さんが提唱する、『ザッと洗って乾燥機にかける』を今も忠実に守っています(笑)。乾燥機にかけることで目が詰まって縮ませる。これを穿く度にやっていた結果、着用して半年くらいですが、ハチノスやアタリが出てきました。よく股部分が破れてしまうのですが、このジーンズは作りがしっかりしているから、そんな心配はいらなさそうです」
よく見ると表面が毛羽立ち、色落ちも見られいい雰囲気になってきているのがわかる。スリムストレートも思っていたほどきつくなく穿き心地もいい。体に馴染んできたのは明らかだ。ジーンズと革はとても相性がいい。自分で作ったレザーサンダルでコーディネイトを楽しんでみるのもいいんじゃない?
小花ご夫妻が着用しているのは……
大柄な亮介さんはスリムストレート・セルヴィッチデニム【711-0019】の42インチ(1万9800円~)、彩加さんはボタンフライ・セルヴィッチ・デニム【711-0118】のゆったりめ36インチ(2万4200円~)を着用。
スリムトレートの711-0019は、ジップフライを採用したジーンズ。14oz.の生デニムは柔らかく肌馴染みがいいのが特徴でもある。
彩加さんが着用しているボタンフライジーンズも14oz.の生デニムを使用。やや太めのシルエットでゆったりとした穿き心地だ。
セルビッチ部分が大きくしっかりしてるためか、ボコボコとしたアタリが出やすいようだ。膝裏のハチノスも見受けられる。
ワークショップは1日に2名ほど受け付けている(予約制)。ワンツーマンでしっかりとレクチャーしてくれるので、未経験の人でも安心だ。住所:東京都目黒区中目黒3-4-6 関口ビル1F TEL03-6886-4396 営業:9時~17時 休み:土日不定休 https://artatelier.base.ec



期間限定オープン! ベティスミス銀座
2025年8月31(日)まで銀座に期間限定でオープン。実際に手に取ってその作りを体感できる機会を見逃すな!
東京都中央区銀座4丁目-1
NISHIGINZA B2F
問い合わせ先 担当高木
TEL03-3566-4164
11時~20時
【問い合わせ】
ベティスミス
https://betty.co.jp
(出典/「Lightning 2025年8月号 Vol.376」)
Text/M.Matsumoto 松本めぐみ Photo/Y.Higuchi 樋口勇一郎
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