身につけているモノすべてを経年変化させたい、だから茶芯のブーツを作るのだ。

ブラックに染めた革の下から、茶色い素地が“浮き出る”通称「茶芯」と呼ばれるこの現象が、なぜここまでブーツ好きを熱狂させるのか。今回は、「ジェラード」代表・後藤洋平さんにお話をうかがった。

ブランド創業当初から身近な存在であり、アメカジの定義のひとつ。

国内のヴィンテージショップで購入したエンジニアブーツを基に茶芯で再構築した「ジェラード・ザ・ブーテッド」のType-1モデル。

「ブランドを始めた頃からセルビッチのデニムや茶芯のブーツはアメカジの定義としてあったと思います。実際にお客様からも茶芯というワードを聞くことが多いし、ニーズもあります。

そんな茶芯の最大の魅力は履き込んだ達成感やアジが顕著にでることだと思います。わかりやすい“実績”みたいなものですね。

身につけているモノすべてを経年変化させたい想いが軸にあるので、今後も財布や革ジャンなど、茶芯のアイテムを製作したいと考えています」

数多くのヴィンテージと触れ合い、向き合ってきた後藤さんの肥えた感性から生み出される茶芯のアイテムに今後も期待だ。

「ジェラード」代表・後藤洋平さん|元古着バイヤーという経験を活かし、世界中のヴィンテージウエアをモチーフに現代的なシルエットに再構築するブランド「ジェラード」を2005年に東京・恵比寿にて始動させる

(出典/「Lightning 2025年3月号 Vol.371」)

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