クラフトマンシップを感じるアイテムに特化したセレクトショップ。
2024年4月にオープンしたバッファロー&ブリッジは、東京で数々のアイテムの製作を行うOWLSONG(オウルソング)と北海道でハンドメイドのインテリアをメインに展開するディアホーンスミスのアイテムをメインに、その他、職人堅気なハンドメイドプロダクツをセレクトしているのがその個性。
もともと旧知の仲だったオウルソングとディアホーンスミスが、いっしょにショップをやったらどうなるか? という思いを具現化したのがその始まりだった。そこには両者のプロダクツだけでなく、同じコンセプトでモノ作りをしているブランドもセレクトし、独特な世界観を持った空間が誕生した。
巨大な鹿の角を組み上げたシャンデリア、細かいビーズワークがちりばめられたレザーバッグ、それにオールドチマヨブランケット等をリメイクしたウエアや、シルバーアクセサリー、さらにはインテリアのアクセントになるドライフラワーまで。
ショップ内に広がる空間は、いわゆる代官山のイメージで訪れると、良い意味で驚かされる。職人たちのこだわりと、現代になっても昔ながらの作り方を変えない「ゆるぎない信念」がこの空間の世界観を作っている。
どこにでもあるモノではなく、ここにしかないモノがこのショップの強み。もちろん、ハンドメイドの作品ばかりなので、まったく同じモノが2つと無いだけでなく、どんなアイテムが入荷しているのかも行ってみなければわからない。
ネットショッピングが当たり前の世の中で、あえて自分の足で訪れてみないとすべてを知ることができないというスタイルに徹底しているのは、狙いではなく、ここにアイテム置いているブランドたちの「当たり前」のスタイル。
本来のセレクトショップの姿はこれなのかもしれない。
店内にはウエアからレザークラフト、シルバーアクセサリーやインテリア、アートまで多岐に渡るプロダクツがセレクトされる。代官山に、昔ながらのトレーディングポストが突如現れたような雰囲気。店内にはネイティブアメリカンやウエスタンなどの文化を感じるアイテムが世界観を創っている。
ディアホーンスミスのサイドテーブルランプは野生の鹿の角を使っているので、同じフォルムは2つと無い。これはフラワー装飾付きで6万9300円。
オウルソングのディアスキンのショルダーバッグは、フロントのフラップに細かいビーズワークが施され、さらにサイドに小型のポーチが付属する。シルバーのコンチョから手作りする逸品。44万4400円。
右は奄美大島で泥染めしたディアスキンを採用した首から下げて使うペンダントバッグ。背面にはビーズワークのフェザーがあしらわれるていて5万6540円。左はオリジナルのシルバー950のコンチョをアクセントにしたタイプで3万800円。すべて手作りなので毎回入荷時に細かい仕様が変わる。どちらもオウルソングのプロダクツ。
店の前には最近ではインテリアとしても人気な色とりどりのドライフラワーをストック。これももちろん手作りなので、その組み合わせは千差万別。お気に入りの組み合わせを探すべし。各3080円。
オウルソングのクラフトマンであり代表でもある斉藤氏。すべて独学で学び、現在でもハンドメイドにこだわってプロダクツを生み出している。ショップではオウルソングのオーダーも可能。
【DATA】
Buffalo & Bridge(バッファロー&ブリッジ)
東京都渋谷区恵比寿西2ー5ー5
TEL03-6427-8040
12時~18時 月、火曜定休
https://www.instagram.com/buffaloandbridge_official/
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