最高級のコーヒー豆をテイクアウトで味わう、碑文谷の名店。

2010年、武蔵小山にオープンした1号店「アマメリアエスプレッソ」。店主の石井さんはスペシャルティコーヒーの世界に惚れ込んで以来、COE級豆のフレーバーを活かすために焙煎機の前に立つ。そのロースタリーが2号店「アマメリア・コーヒーロースター」だ。“シングルオリジンならカッピングスコアをつけて86点以上つくもの”を選び抜くスペシャルティのクオリティに自信あり。

COE級コーヒーのフレーバーを最大に生かす。

焙煎機はローリングの15kg釜。スペシャルティの持つ明るい酸とフレーバーが際立つような焙煎。酸が苦手な人も飲みやすい風味

「食材の王者ってフルーツだと思うんですよ」取材ののっけからそんな話をしてくれたアマメリア代表であり焙煎師の石井さん。コーヒーとどんな関連性があるのかと一瞬思うが、話を聞けば腑に落ちる。コーヒーは豆と呼ばれるものの元を辿れば常緑樹につく果実の種。赤く完熟したさくらんぼに似ていることからチェリーとも呼ばれる。

「その種に火を入れる度合いで、果実の風味が変わってくるでしょう。柑橘系だったりベリー系だったり」

テイクアウトはハンドドリップで

そんなコーヒーの変化の奥深さの虜となり焙煎を始めたのだという。だからこそ、素材となる豆選びは吟味に吟味を重ねる。

「シングルオリジンならカッピングスコアをつけて86点以上つくもの。そこが選ぶ基準です」と石井さん。

スペシャルティコーヒーの基準が80点以上。86点となるとCOE(カップ・オブ・エクセレンス)の称号ラインだ。そんな最高級な豆を焙煎し、そのフレーバーを活かしてあげることに喜びを感じている。そして、それをエスプレッソで飲むのが石井さんのスタイル。

「エスプレッソを頑張って調整して美味しく淹れられたときはフルーツに匹敵するくらいのものだと自分的には思ってます」

エスプレッソの豆は深煎りにしがちだが、浅~中煎りのエスプレッソも美味しく飲めるように焙煎している
カッピングスコア86点以上をマークするトップスペシャルティが多く揃う。焙煎は中煎り表記だが、実際は浅め。「甘味をフォーカスしているので、浅煎りの酸味が苦手な人も中煎りの認識で飲んでみて」
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