COE級コーヒーのフレーバーを最大に生かす。

「食材の王者ってフルーツだと思うんですよ」取材ののっけからそんな話をしてくれたアマメリア代表であり焙煎師の石井さん。コーヒーとどんな関連性があるのかと一瞬思うが、話を聞けば腑に落ちる。コーヒーは豆と呼ばれるものの元を辿れば常緑樹につく果実の種。赤く完熟したさくらんぼに似ていることからチェリーとも呼ばれる。
「その種に火を入れる度合いで、果実の風味が変わってくるでしょう。柑橘系だったりベリー系だったり」

そんなコーヒーの変化の奥深さの虜となり焙煎を始めたのだという。だからこそ、素材となる豆選びは吟味に吟味を重ねる。
「シングルオリジンならカッピングスコアをつけて86点以上つくもの。そこが選ぶ基準です」と石井さん。
スペシャルティコーヒーの基準が80点以上。86点となるとCOE(カップ・オブ・エクセレンス)の称号ラインだ。そんな最高級な豆を焙煎し、そのフレーバーを活かしてあげることに喜びを感じている。そして、それをエスプレッソで飲むのが石井さんのスタイル。
「エスプレッソを頑張って調整して美味しく淹れられたときはフルーツに匹敵するくらいのものだと自分的には思ってます」


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