廃棄されるコーヒー粉がコーヒーアイテムに!? サスティナブルなコーヒー時間を過ごそう。

  • 2023.03.16  2023.03.11

毎日飲む人も多いコーヒー。抽出後に出るゴミは問題にもなっている。そんな廃棄されるコーヒー粉を、再び美味しいコーヒーを淹れるためのグッズによみがえらせたというユニークな商品をご紹介。コーヒーを思わせるダークブラウンカラーのプロダクツは、これまでアップサイクルに抵抗があった人にも取り入れやすい価格設定も魅力的。コーヒー好きならぜひ手に取ってほしい。

コーヒーから出たゴミをコーヒー器具にするというユニークなプロダクツ。

SUS coffeeはコーヒー粉を回収、素材化、製品化を一気通貫で請け負うサービス。コーヒー器具のような樹脂製品のほか、紙袋や名刺などの紙製品にアップサイクルすることも可能だ。自社から排出される廃棄物を販売グッズやノベルティグッズとして再利用できるというわけだ

サスティナブル素材や廃棄物を再利用し、機能とデザイン性を兼ね備えたプロダクツを提案するSUSブランド。これまでにココナッツの皮を使ったエコバッグや籾殻からできたカトラリーなどコンパクトに携帯できるエコ雑貨「SUS poke」や竹素材のアメニティ「SUS organic」を展開。その中で今回注目したのが「SUS coffee」だ。

コーヒー好きにとって、毎日のコーヒータイムは至福のひととき。しかし、大手コーヒーショップなどでは、抽出後にかすとして残るゴミの大量廃棄が問題視されており、温室効果の高いメタンガスを生成する、環境に悪影響を及ぼす一面もある。SUS coffeeは、そのコーヒー粉を再利用し、次のステップとしてコーヒー器具を製作するという、ユニークな発想を打ち出したブランド。捨てられてしまうコーヒー粉を使ったミルやフレンチプレスで、再び美味しいコーヒーを淹れるというサイクルが見事に実現しているのがユニークだ。コーヒー色を生かしたシックなカラーで、インテリアにもなるデザイン性と、考え抜かれた使いやすさも人気の理由だろう。

またアップサイクル製品は、回収や素材開発、加工、製造に手間がかかるため、どうしても高額になってしまう傾向がある。しかしSUS coffeeは、どれも手頃で手に入れやすい価格帯に設定。今までアップサイクル製品を避けていた人にも気軽に楽しめるのだ。

最近では、食器やステーショナリーなども展開し、コーヒー粉で作られるプロダクツの可能性が広がっている。日常生活の中で何気なく使える雑貨類は、どんな人にも、そしてあらゆるシーンで取り入れやすい。気負いすることなく使えるプロダクツこそ、いま求められるアップルサイクルのあり方なのかもしれない。今後どんなプロダクツを作り出してくれるのか、楽しみでしかない。

デザインと機能を重視したプロダクツを紹介!

溝付きでこぼれにくいプレートとスプーン、フォーク、ナイフ、箸のカトラリーセットは普段使いだけでなく、アウトドアにもぴったり。シックな色合いで大人っぽく使いたい(各1320円)

フレンチプレスやミル(各2750円)などシリーズとして揃えてもいい。機能性も高くなによりもデザインがよくインテリアにも。

挽く、淹れる、シェアができるオールインワンコーヒーメーカー。ミル、ステンレス製フィルター、保温タンブラーが1つになっており、いつでもどこでも挽きたてのコーヒーを楽しめる(7150円)

コーヒーで作った雑貨にも注目。

カバーにコーヒーの粉を採用したノート。持ったままでも書きやすい丈夫な仕上がりだ。中は再生紙を利用(1760円)

コーヒー豆や食材の袋を留めるビーンズクリップ。しっかりしたバネ感で書類を留めることも可能だ(3個セット440円)

【DATA】
SUS coffee
https://sus.i-goods.co.jp/products/sus-coffee

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年2月号 Vol.346」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部