デイリーからスポーツユースまで、自転車好きが乗っている人気の自転車を探る!

  • 2023.02.21  2022.04.29

愛車には乗る人の個性が現れる。どんな自転車に乗っていて、どんなカスタムをしているのだろう。ここでは常日頃から多くの自転車に触れている、イケてるショップの、イケてる自転車を車種別にスナップ。熟練の知識を持つプロフェッショナル達の自慢の一台をチェックしてみよう。

1.Salsa Cycles Stormchaser/「tempra cycle」店長・ベーヤンさん

通勤用のクロスバイクから始まり、ピストバイク、BMX、ロード、MTBなどを経て今は用途に合わせて乗り分けるスタイルに。元々エクストリームスポーツ好きで、ピストでのトリック、BMXにはかなりハマったとのこと。

元々はグラベルレース向けのモデルながら「Adventure by bike」をコンセプトに掲げるSalsaらしく、ガチガチのレース車体ではなく普段のツーリングから、流行りのバイクパッキングまでこなせる一台に。またギア付きにも固定ギアにもカスタムが可能で、素材もフレームがアルミ、フォークがカーボンの為錆などの心配もない。

2.charifuri CF01/「narifuri tokyo」スタッフ・新井聖志さん

学生時代に自転車で日本を一周した経歴を持つ新井さん。通勤や休日ライドはARAYAのフェデラル、気分転換をしたい時は趣味でトライアスロンをやっていた父親から譲り受けたCannondaleのCAAD8に乗っているそう。

自転車に乗ることを想定した機能性と、街に溶け込むデザイン性を両立させた人気ブランドのnarifuriの自転車部門、charifuriのオリジナルフレームで組んだ一台。ダートを走ることを想定した車体なので650Bの太いブロックタイヤを選び、サスペンション機能を持つステムをインストール。悪路での衝撃軽減を実現している。

narifuriとALPHAのコラボ。ミリタリーのデザインと機能を自転車乗りのためにブラッシュアップしたサイクルMA-1ジャケット
通常のロードバイクと比べて幅が広くなっているハンドル。これによって走行時の安定性が増すと同時に、操作性も向上させている
650B×47の太いブロックタイヤは悪路もしっかりとグリップする。またチューブレスなため乗り心地が良く、パンクリスクも少ない

3.SURLY KRAMPUS/「MATTHEW CYCLE」店主・金原摩周さん

自身の名前から店名に配したMATTHEW CYCLEの摩周さん。思い出せる限りでMTB24台、BMX12台、ロード6台、グラベル4台、ツーリングを4台を乗り継ぎ、ジャンルにこだわらず毎日自転車で遊んでいたとのこと。

今でこそどこのメーカーもラインナップしているプラスバイクやセミファットと呼ばれるプラットフォームを採用した最初の一台として、定番ブランドと位置付けられているSURLY。だがMADE IN USAのシルバーパーツを使うことでヴィンテージ感漂うバイクに組みあげ、カジュアルなスタイルにもハマる雰囲気を作り上げている。

4.片倉シルクのピストバイク/「Tokyo Hippies Mart」オーナー・細野健司さん

SFのチーム、MASHに影響を受け約15年前にピストバイクに出会った細野さん。それから何台もフレームを乗り換えながらも、極薄パイプが生み出す乗り心地に惚れ込んでしまい、使うのは競輪NJSフレームばかりだそう。

東京オリンピックでの日本代表チームの使用始まり、競輪やロード、ツーリングと日本のスポーツ自転車文化創成期を支え続けた国内を代表するブランド、片倉シルクの特徴的な美しいラグレスフレームが最大の魅
力。そんなシルク号ブランドは絹自転車製作所に受け継がれ、オーダーメイドによる自転車が今なお生産されている。

2本引きのカスタムブレーキレバー。1本のレバーで前後のブレーキ操作ができるようにTokyo Hippies Martで加工したオリジナル
目には見えない心に宿る思い出を表現したキャラクター「オモイデくん」をあしらったオリジナルTシャツ。オーナー自らがデザイン

5.MOULTON MIDI/「SUN/kakke」デザイナー・尾崎雄飛さん

実力派デザイナーとして知られる尾崎さんは、サーリーで様々なカスタムを楽しんだ後に、ヴィンテージ好きらしく英国の旧車に傾倒。モールトンの他に、イギリスの伝統的な折りたたみ自転車であるブロンプトンも所有している。

アレックス・モールトン博士が考案した名作小径車であるモールトンの初期モデル。トラス構造のフレームのイメージが強いが、初期のF型フレームなので、よりクラシックな印象。レストアベースを購入し、パーツをすべてヴィンテージのカンパニョーロに変更し、フルレストア。イギリスではグローブ・トロッターのトランクを荷台に取り付けるのが定番だそうで、今後カスタムする予定。

6.TONIC FABRICATION Magnum CX/「25LAS BICYCLE WORKS」オーナー・ニコラスさん

TREK MADONEのロードバイクに始まり、その後シングルスピードに出会ってからは各種競輪フレームを10台ほど乗り継ぐ。最終的に今では入手困難なKALAVINKAをオーダーにて所有し、乗るのはシングルギア車ばかり。

純粋なレース仕様のため、ワイヤー受けなどの配置が自転車を担いだ時にジャマにならない仕様で、オーダー自体の待ち時間は2年ほどかかることも。ブルースゴードンのオリジナルの貴重性の高いブレーキや、あまり採用されることの少ない珍しい形モノステーのシートステイなど、各パーツにもこだわりが随所に詰まっている。

(出典「Lightning2022年1月号 Vol.333」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部