雨天厳禁の思い切ったルーフレス仕様!1927年式フォード モデルTでバス釣りに行く男。

  • 2023.02.21  2020.12.07

ホットロッドに乗ってバス釣り!? そんなアングラーは世界にどれくらいいるだろうか。そんな奇特なひとりが原宿と栃木の佐野に店舗を構える「ウルフマンバーバー」の曽原さんだ。好きなアメリカンカルチャーを純粋に追いかけて、今の形になったという彼のホットロッドとの付き合い方を紹介しよう。

世界に何人いる? ホットロッドでバス釣りに行く男。

禁酒法時代からホットロッドカルチャーが盛り上がったゴールデンエイジまで旧き良きアメリカのカルチャーに精通する曽原さん。氏が手掛ける「ウルフマンバーバー」を訪れると、その世界観がひしひしと伝わってくる。自身もポマードで固めたフェードスタイルにタトゥー、ホットロッドといった男らしいスタイルを地で行くのだが、そこに昔から大好きなバス釣りが加われば、こんなライフスタイルになるわけだ。

昔から訪れている定番のバススポットである多々良沼。60センチオーバーの大物もいるそうだが、難しいポイントでもある

「けっしてバス釣りに行くためにホットロッドに乗ったわけではありません(笑)。まったく理に適ってないですから。昔からホットロッドカルチャーが大好きで、アメリカのバーバーをやってる連中なんかが乗ってるのを見て、漠然と乗りたくなったんです。

多々良沼の釣り場に入る際に通る橋。屋根がないので、乗るのは晴天時のみと決めている。バイクのような爽快感を味わえ、 奥さんと軽くクルージングするのが休日の日課だとか。冬はかなり寒いのでカーコートを着用するそう

普段は東京にいて、休みになると本店と自宅のある佐野に戻るというルーティンで過ごしていて、休みの日にホットロッドに乗ることが最高の気分転換なんです。それと昔から続けているバス釣りもリフレッシュできる趣味のひとつ。住んでいる佐野には、車で30分程度で有名なバス釣りのスポットがいくつかあるんです。そこにホットロッドでドライブがてら行って、釣りを楽しむ。そんな休日が好きなんです」

佐野市街から少し離れると田園風景が広がる心地いい道に。ホットロッドなので、ロングツーリングよりも近所を軽くクルージングするくらいがいい

【1927 FORD MODEL-T】 オフロードも狭い道も、どこまでも行ける釣りの相棒を拝見!

エンジンは、キャデラックの331cu.in.(約5.4リッター)のV8エンジンに換装。これはキャデラックが初めて手掛けたOHVのV8エンジンで、現在の道路事情でもストレスなく、気持ちいい加速感を味わえるとか。

荷台部分のウッドはすべて貼り直している。2人乗りだが、荷物はかなり乗るのでバス釣りに行く際も便利。

エンジンは1949年製であるが、ハンドルやミッションなどは、1927年当時のものを活かしている。クラッチがかなり重たいので、渋滞中はまるで筋トレのようになるのもご愛嬌。シンプルなインパネ周りも純正を活かしている。ホイールもキャップも当時のものを使用。車体はオールペンしてあるが雰囲気あり。

荷台のウッド製の柵には、ウルフマンバーバーのペイントが入っている。これもアーティストのスケッチさんによるもの。愛用のロッドはフェンウィック。

曽原さんのお店がこちら!

【DATA】
ウルフマンバーバー佐野店
佐野市高萩町1207-5
TEL03-6447-4285
営業/9:00〜20:00
休み/月曜、第1・3 火曜
http://hair-wolfman.com

(出典/「Lightning 2018年8月号 Vol.292」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部