
- 【仕様】
■サイズ/長さ約150㎜㎜
■所要時間/約15分
■材料費目安/約2000円(購入先によって金額は変わります)
■難易度/★☆☆☆☆ 
さて今回作るキーホルダー。メインカラーとサブカラー、軸になるカラーの3種類のパラコードを「平編み」という編み方で結んでいく。結び目の密度を高いほど仕上がりがキレイなので、結びながら目が出ないように調整するのがポイントだ。
またメインカラーとサブカラーは表裏で色の配置が逆になり、微妙に表情が変わるのもユニークだ。最初は少し難しく感じるかもしれないが、すぐに慣れるのでご安心を。いろんなカラーのキーホルダーを作ってみよう。
【今回教えてくれた先生は……】
DIYer(s) http://diyers.co.jp
DIYに特化したWEBサービス「DIYer (s)」。ショップの紹介やオリジナルDIYレシピを世界に発信&アーカイブしている。またDIYを通して暮らしを豊かにし、モノの価値を見直すことを提案。
まずは、準備するものをご紹介。
パラコード

強度が高いためアウトドアや登山にも使われるパラシュートコード。3本使用するので、色は好みで選ぼう。
カラビラとキーホルダーリング

カラビナリングは作りたい個数分用意する。カラビナ1個500円、キーホルダーリング1個50円
ライター

パラコードの端末処理するときに、火であぶって溶かして固めるために使用する。ターボライターが作業しやすくおすすめ。
今回使った道具はこちら! 好みのカラーリングを組み合わせてみよう。
1.パラコードを切る。

まず軸となるパラコードをカット。作りたい長さの倍の長さに8㎝ほど加えて切る。

中の芯線が出てくるのでこれもカットする。
2.輪にする。

パラコードの先端を火であぶり切り口が溶け出したら、もう片方の先端をくっつけて繋げ、輪を作る。

しっかりとくっつける。

見事に輪になった。
3.軸が完成。

写真のようにキーホルダーリングとカラビラに、輪にしたパラコードを固定すれば軸が完成する。
4.ほかの2本を1本に繋げる。

他の2本のパラコードをそれぞれ仕上がり希望の5倍ほどの長さにカットし、切り口を火であぶって2本を繋げ、1本にする。
5.編んでいく。

メイン(中央)にしたい色が右側に、サブ(サイド)にしたい色が左側になるように、軸になるパラコードに差し入れる。

緑のコードを軸の上から左側にもってきて、茶色のコードを緑のコードの上になるようにもってくる。

そのまま茶色のコードを軸の下に通し、写真のように右側の緑のコードの上にくるようにする。

両方のコードをひっぱりきつく結ぶと写真のような結び目になる。コードは茶色が右側、緑が左側にくることになる。

今度は茶色のコードを軸の下から左側にもってきて、緑のコードを軸の上から右側に移動させ、写真のような形にする。

両側のコードを引っ張りきつく結ぶと、写真のような結び目になり、中央に緑、サイドに茶色のコードが配置される。

これをキーホルダーリングのところまで交互に繰り返す。密度が高くなるように編むのがコツ。

余ったコードをカットする。

切り口を火であぶり、ライターの尻部分で軽くつぶして端末処理の完了。

オリジナルのキーホルダーの完成だ。
完成!

初めてでもこの仕上がり! なれれば簡単にできるので、プレゼントにも最適。トライしてみて!
(出典/「Lightning 2020年1月号 Vol.309」)
Text/M.Matsumoto 松本めぐみ Photo/A.Ochiai 落合明人
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