1.日差しを和らげる目的で設置されるエクステリア「パティオカバー」
アメリカではパティオカバー、国内ではパーゴラとも呼ばれる、住宅の軒先や庭に設置される一種の庇。雨を防ぐというより、日差しを和らげる目的で設置される。頭上が覆われることでその場所に心理的な安心感を生み、くつろぎのスペースとなる。また家の中と外を繋ぐ中間的な空間となり、健康的かつリラックスした生活の場として活用できる。垂木の間隔や厚さをカスタムすることで、好みの日陰をつくることが可能だ。
2.より室内に近い空間が作れるパティオカバーの一つのスタイル「コンフォートシェード」
コンフォードシェードはパティオカバーの一種で、室内に近い場所に設置することで軒先を有効活用できるエクステリアだ。雨が防げるのでソファなど家具類を置いたままにでき、憩いの場所を演出できる。「SEALINK」では2020年より販売開始。米国より輸入した新しい屋根材にバイナル建材を貼り作られる。
3.住空間の個性を主張し、防犯性を高める「ゲート」
ファサードの印象を左右するゲート。バイナルフェンスなら様々なデザインでオーダーメイドができる。人だけが出入りできるシングルゲートは幅1.5mまで、それを2つ組み合わせてダブルゲートにすれば開口部分は幅3mまで広がるので、容易にクルマを通すことができる。それ以上の幅を考えるなら、スライドゲートを選択したい。ゲート金具もすべて高耐久なアメリカ製を使用し、ブロックなど重たい壁素材と組み合わせても、バイナル製ゲートは映える。
4.家をしっかりと囲い、敷地境界を明確にする「フェンス」
庭付きの住宅に欠かせないエクステリアがフェンス。こちらは高さが約1.3mまでのフェンス(柵)で、「SEALINK」では10種類以上の基本デザインに加え、設置場所に合わせたカスタムやフルオーダーが可能。カスタムでは基本デザインとしてラインナップされるフェンスの高さや隙間などを自由に変えられ、柱頭の飾りなども選べるので用途や好みに合わせてデザイン可能。土やコンクリートの地面に加え、ブロックやデッキの上、テラスにも設置できる。
5.玄関前の設置される、外と中を繋ぐ中間的空間「カバードポーチ」
ポーチ(玄関前)の庇を伸ばし、フェンスで囲まれた空間をカバードポーチと呼ぶ。近年、アメリカンスタイルの住宅で人気の外構デザインだ。建築柱もバイナル素材でカバーすることができるので、フェンスとのつながりもよく、一体感をもたせることが可能。
6.ガーデニングに特化したカスタムフェンス「ガーデンフェンス」
植栽など庭いじりを趣味とする人に活用してもらいたいガーデンフェンス。これはカスタムフェンスの一種で、ガーデニングに特化させたデザイン。バラなどの蔓系植物を絡ませたり、草木の背景や、花壇や鉢棚、ベンチなどの機能も持たせたりできる。
7.しっかりとプライバシーを確保できる大型のフェンス「プライベートフェンス」
高さ1.8m前後のフェンス(塀)。日本ではあまり馴染みがないプロダクツだが、アメリカではバックヤード(裏庭)などを囲むため、一般的に使われている。道路や隣地からの視線をしっかりとシャットアウトすることで、初めてデッキやパティオカバーなどの中間的な空間を活用できる。基本的なデザインは10種類以上あり、カスタムやフルオーダーに対応している。
8.メインテナンスフリーなので、アウトドアリビングに最適な「デッキ」
バイナルフェンス製のデッキは木製と違い、腐らず塗装の必要がないので、メインテナンスフリーで長く楽しめるプロダクツである。もちろん高耐久性のPVC素材なのでウッドデッキのようなささくれもなく安心だ。デッキは建物の形状に合わせて加工ができるため、一階のリビングや二階の寝室に隣接するような形で設置するのはもちろん、庭に独立させるようなオープンデッキなども可能なので、アウトドアリビングとしての使い方も楽しめる。暮らしをより豊かにしてくれるエクステリアに注目したい。
ホワイトだけではない! 「ハニーメープル色」もおすすめ!
ホワイトはマリンリゾートのようなイメージを持つが、設置場所によっては馴染みにくいことも。バイナルではハニーメープルと呼ばれる色も展開しており、植栽に凝った庭などにマッチする。また日差しが強いエリアではホワイトよりも好まれる。好みや場所に合わせて選択できるので安心だ。
家作りを考えた時に、インテリアと合わせて家の顔とも言えるエクステイリアもまたこだわりたい部分。せっかくならアメリカンスタイルのバイナルフェンスで、趣味の時間や家族との時間をもっと充実したものにしてみてはいかがだろうか。可能性は無限大だ。
【問い合わせ先】
シー・リンク
TEL03-3476-3027
http://sealink.jp
Text/A.Shirasawa 白澤亜動 Photo/K.Torii 鳥居健次郎(WandP)、SEALINK 問い合わせ/シー・リンク TEL03-3476-3027 http://sealink.jp
関連する記事
-
- 2022.06.08
スティーブ・ジョブズ最後の遺産。奇跡の建造物、Apple Parkの『Ring』初公開
-
- 2022.04.04
カリフォルニア工務店が設計! ライフスタイル不動産が運営する“遊び場”とは?